私がなぜ本をたくさん持っていたか、その理由をシェアしました。
この時にも少し触れているのですが、私は本だけではなくて楽譜やCDも大量に所持していました。
時代が時代で、あの頃はまだインターネットが普及していなかったし、音楽のサブスクなんてなかったし、著作権の切れている楽譜(古典)でも無料で手に入れることはできなかったのです。
その点は現代はとても便利になりました。
そして、今、私の本棚には買ったのに結局使うことなく手放されようとしている楽譜やCDも本に負けず劣らずたくさんあります。
私が楽譜やCDをたくさん所有していた理由
本をたくさん持っていると賢くなったような気がしていましたが、楽譜やCDをたくさん持っていると立派な音楽家になれたような気がしていました。たぶん。
楽器店でのセール、閉店セール
本と同じく、楽器店でも普通は定価で売られる楽譜が店頭でワゴンに入って売られていることもよくあったのです。
しかも、ネットが普及して、リアルな店舗で楽譜を買う人が激減してから、閉店をする楽器店が絶えず。閉店の前には「閉店セール」。このセールに出かけて、半額以下になった楽譜を片っ端から買い集めました。
レッスンの教材になるかも、と集めた楽譜
ピアノレッスンは個人レッスン。メリットは生徒さん一人一人のニーズに合わせられる、ということです。
すると「あの生徒にはこんな教材がいいかな?この生徒にはこんな曲集がいいかな?」とレッスン用の楽譜も片っ端から買い集めました。
必要でなくなった楽譜をもらう、買う
本や楽譜は捨てるのは惜しい。遺品として本や楽譜があれば親戚、知人、友人にあげる、と言う人が多く、私も数回古い楽譜をいただいた事があります。
(このブログを書いた時点で3回。その後またもらったので今までで4回)
また、音大を卒業したけれど、もう音楽には関わらないから楽譜を安く売りたい、と言う人に出会い、当時は私は楽譜をあまり持っていなかったので、その人が売りに出したピアノの楽譜を全て買い取りました。
日本円に直して1冊200円くらいで売ってくれたので、本当に全て買い取りました。50冊以上あった気がします。
家電量販店のバーゲン
CDの方はというと、家電量販店でこれまた「売り尽くしセール」としてクラシックのCDが1枚100円程度で売られた事があり、その時に100枚近く購入。
また、こちらも家電量販店で「ニューイヤーセール」として消費税なしの価格で売ります!というセールを何度か利用しました。
せっかく19%もの割引(ドイツの消費税は19%)、これは何か買わなくちゃソン!とばかり大量に買い込んだCD。
今考えると、いくらセールだからって、無駄に買ったわ…
楽譜はすぐには買わない!
大量に集まった楽譜にCD。
私をちょっと優越感に浸らせてくれましたが、今考えるとかなりの量の楽譜やCDがほぼ使われる事なく本棚に鎮座。
買取アプリを使って売れるものは売ってしまいました。(まだ大量に残っています)
ストリーミングサービスもある現在、 CDを買う必要はなくなってしまいました。
楽譜は
- いつか弾くかもと思って買った楽譜→難易度が高すぎたり、好みでない曲もある
- いつか生徒に使えるかも→そのような生徒が出てきてから買っても遅くない
楽譜でも「セールだから、安いから」と言って買い込んでも、使わず。買って無駄だった、と言う楽譜がかなりありました。
レッスン用の楽譜だと様々な教材が出版されているこの頃。別の教材が必要だな、と思ってから探した方が新しい教材に出会えることもありますよね。
楽譜はしばらく買わなくても、残りの人生で退屈をしないほどの楽譜がまだ手元にあります。
本当に必要になったり、弾きたいと思ってから新しい楽譜を買うことにします。(もう2度と来ないかもしれないけれど?)
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