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私が今、紙の本をせっせと手放している4つの理由

シンプルライフ
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あの感染症の流行でロックダウンになっていた時、せっせと家の中の片付けをしました。本も本棚にあるものを全て取り出し大量の本を手放しました。

あれから4年。最近、また暇さえあれば本をせっせと整理整頓、片付けをしています。

残しておいた本はどれも、読みたいけれどまだ読んでいない、とか内容が素晴らしいからまた読もうと思う、といった本だったのです。

が、この4年のうちに、もっと所持しているモノを減らしたい、本を減らしたいと思うようになりました。

今日はどうして私が今せっせと本を手放しているのか、その理由を紹介します。

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1. 遺品整理で本の処分に苦労されている人を見て

これは先日も紹介しましたが、1年ほど前になくなった友人のご主人がいまだに遺品となった本の処分に苦労されているのを見て、

「このまま大量の本を所持していては、シニア世代になる私があの世に逝ってしまったら残された家族が苦労する」と思ったから。

以前は「紙でできている本は処分は比較的楽だから沢山あってもいいよね」と思っていたのです。

でも、本は重い!

shirousagi
shirousagi

15年前の引越しの時でも「壊れ物ではないから楽」と思っていたら、その重さに苦労したわ

2. 沢山の本があると、本当に大事な本を持っていることを忘れていた

本棚の本をよく眺めて「あれ?私、この本を持っていたんだ!」とびっくりする事があるのです。

せっかく買ったのに存在を忘れてしまって読んでいない本。

最近は知りたい事があるとついついネットを頼ってしまうから、余計に本の存在を忘れています。とても勿体無い!

「この本はあまり読みたいと思わないなあ」とか「それほど内容が良くなかった」と思う本は専門書であろうが、バサバサと手放して、本当に良い、お気に入りの本だけ並べておきたい!

shirousagi
shirousagi

とても良い本がそれほどでもない本の影に隠れてしまって、その存在を忘れていたことを知った時の私のショックときたら…

3. 思い出が沢山詰まった本が捨てられずに保管しておいたけれど

4年前の本の片付けで大量の本を手放した時に、手放さなかった本の一つに

「思い出がいっぱい詰まった本」というのがありました。

その1冊がこれ。

福原信夫氏の「その小路の家にベートーヴェンが住んでいた: 歴史と遺跡ウィーン・ザルツブルク・ベスト徹底ガイド」

1987年発売の本です。私が初めて海外旅行をしたのが1988年。その前に、生涯に一度はウィーンに行きたいと発売されたばかりのこの本を読み、空想の音楽好きのウィーン旅行をしていました。

その2年後に初めてウイーンを訪れ、この本を片手に音楽家ゆかりの遺跡・建築物などを訪れたのです。

この本は普通のガイドブックには載っていないような、クラシック音楽ファン向けの遺跡案内。博物館になっていない、ただ家の壁に「この家にシューベルトが住んでいた」といったような看板が貼ってあるだけ、歩いはそれすらもないような遺跡の案内があり、その後も何度かのウィーン訪問でこの本を使いました。

とてもお気に入り&思い出がたくさん詰まった本ですが、現在ウイーンに出掛けても、街が変化してしまって、この本にある看板がなかったり、道が違ったりします。

ガイドブックの一種なので、時間と共に価値がなくなってしまう、内容が現実とは違うのは仕方ないですね。

思い出の本ということでまだ保管しておこうかと思いましたが、もう思い出に浸ることもあまりないし、私以外の人間には思い出の本ですらないので、手放します。

4. 掃除ばかりで残りの人生を終えたくない

私が紙の本の片付けをしている一番の理由がこれ。

まず、本は埃を吸ってしまいます。埃をかぶってしまいます。

私の本棚は半分以上が「扉のない」本棚です。いえ、扉がついていても埃が入るのを100%阻止することは出来ません。

埃アレルギー持ちの私は、2年くらい本棚に放置していた本を手に取っただけで鼻がむずむずし始め、気分が悪くなるのです。

先日も久しぶりに読もう、と思って本棚の本を取り出して、本の上に溜まっていたらしい埃を吸ってしまって気分が悪くなってしまいました。

定期的に掃除をして、本の上に埃が積もらないようにしておけば良いのですよね?

ということは、大量に本があると、それだけ掃除に時間を取られてしまいます。

おまけに我が家は田舎の一軒家なので家の面積だけは広い。ここで掃除婦を雇わずに自分一人で掃除をするとなると

毎日毎日掃除して、家中を掃除し終えたら最初に掃除をした場所はもう汚れている。だからまた家中を掃除する…の繰り返しで、人生、ずっと掃除ばかりしている、ということになりかねない!

(豪邸ではないけれど、仕事もあるから1日2時間も掃除できないとなると、家中の掃除を終えるのに数日はかかる)

いやだ!私の人生は掃除をするためにあるのではない!

できるだけ人生で掃除をせずに、それでも綺麗な家に住むために、

本もできるだけ少なくしたい!

shirousagi
shirousagi

こんな理由で私は今、本の断捨離をしています。

本に限らず、なんでもモノを大量にもっていたら管理コストがかかって大変!

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