とても暑い夏をお過ごしの日本に在住の皆様には申し訳ないくらい、今年は異常な「比較的涼しい夏」(ここ数年比)なドイツです。
といってもですよ、暑い日は暑いのよ。蒸し暑い!
先週はあまりにも蒸し暑くて、しかも冷房のないバスに30分も乗って気分が悪くなったわ。
あの「カラッとした過ごしやすいヨーロッパの夏」はどこへ?
その昔はドイツの夏と言ったら「カラッとしていて過ごしやすい」と言われてきたのに。
30年前にドイツに住んでいて、現在は日本在住の友人に今でも「ドイツの夏は過ごしやすいでしょ。木陰に入れば気持ち良いわよね」と言われます。
いや〜それが、違うのよ。2019年頃はエアコンなしでは生きていけないほど暑い夏だったし、去年、今年はあまり暑くないけれど、雨が降る!湿気が高い!蒸し蒸しする!
下にアップした棒グラフは「月毎の平均降水量、2021年7月から2024年7月」。(ドイツ語のサイトからなので、日本語表記がありません…)
ライトブルーがこの期間の降水量です。ダークブルーは長年にわたる平均降水量。
Mehr Statistiken finden Sie bei Statista
グラフの右端を見て!ライトブルーの棒の長いこと!(要するに雨量が多かった)特に右から3番目は2024年5月の雨量です。
そう、ドイツの5月に相応しくなく、雨、雨、雨!
雨のおかげで農作物は不作
ドイツの5月といえば、一年で一番素晴らしい季節!お天気に恵まれて気温も暖かくなり〜だったはずなのに、雨ばかり。
おかげで春先に収穫するじゃがいもが凶作だったのですって!
大量の雨のおかげで去年も小麦が不作だったけれど、今年ももっと不作らしいです。
小麦粉でできた白いパンは夢のパンになるのかな!?
そういえば、りんごも今年は凶作のようです。ドイツでできるフルーツといえばりんごなのに。
雨降りが多いためか?今年あまり見かけないもの
あまり見かけないもの、それは
ハチ!蜂!🐝!
例年だと庭でWespe(スズメバチの一種)を頻繁に見かけていたんです。
庭のテラスへのドアの上に巣を作っていたほど!
寝室の窓の下にもブロック塀の隙間に蜂が巣を作っていて、夏になるとブンブンと羽音がうるさかったのに!(窓に網を貼っているので室内に入ってくる心配はない)
この夏は静かです。平和だな〜
基本的に蜂は雨が苦手だそう。本当なんだな。雨降りばかりだと、あれほどテラスに来ていたスズメバチ(日本のスズメバチよりずっと小型で危険度は低い)がほとんど来ない!
私には蜂に刺される心配をしなくてよくて平和で嬉しいけれど、蜂は今、どこにいるのだろう?
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