昨晩はなかなか寝つけなかったので音声だけで楽しめる動画を色々流していたら、ひろゆき氏の最近のライブ動画が出てきました。
ドイツに行ってきたとかでドイツの様子を話していたのですが、その中で「ドイツは静か」「ドイツ人は音に敏感?」と。
(動画の最初の方(23分頃)でドイツでの体験について語られています)
あ〜そういえばそうだな〜と思った、ドイツ人と音に関することを紹介します。
ドイツ滞在が長すぎて、当たり前な感覚になっていたわ…
ドイツは静か
これでも最近は(ドイツ人が少なくて移民が多くなったせいか?)ドイツも静かでなくなりました。
私がドイツに来た35年前ごろは本当に静かだった!集合住宅にいると気を使うくらい。
1. 車のクラクションを滅多に鳴らさない
これ、ドイツに来たばかりの頃に同じ学校でドイツ語を勉強していた日本人に言われたのをはっきり覚えています。
「この国ではクラクションは滅多に鳴らさないよね」と。
日本でもあまりクラクションは鳴らしませんよね。でも確かにイタリアやフランスなどラテン系の国だとガンガン鳴らしていそう。
私が車の運転をするようになってクラクションを仕方なく鳴らすのは
- 赤信号で待っていて、青に変わったのに、前の車がそれに気がつかずに発進しない時(これは良く見かける)
- 車で出かけようとしたら、ガレージの前に車を止めている人がいて自分が出られない時(短時間だから、と止めたのだろうから、教えるために鳴らす)
- 緊急(これはありがたいことにまだ経験なし)
それ以外に思いつきません。
多分、日本でもそうですよね?
たまに聞くのは結婚したばかりのカップルが車で走って「お披露目」している時かな?
2. 列車は静かに発車する
これでも最近はわかりやすく、乗りやすくなったのよ。
昔は「次は〇〇」なんていう車内放送もなかったから!
緊急の連絡以外(この列車はここで運転を中止します、とか)は何の放送もなかったのです。今は次に停車する駅名の放送があるけれど。
発車の合図はありません。(大きな駅ではあったっけ?もう合図がないのが普通になってしまって何も変だと感じない…)
3. Ruhezeit(静かにする時間)がある
ドイツにはルーエツァイト(Ruhezeit)と呼ばれる、静かにしなくてはいけない時間というものが存在します。
特に集合住宅に住む場合はかなり気をつけなければなりません。
多くの場合(地域によって多少違う)夜22時から翌朝6時(または7時)まではルーエツァイトで、洗濯機を回すとか掃除機をかけるとか、楽器の練習をするとかは禁止です。シャワーを浴びても注意されるかもしれません。(水の音が階下に聞こえるため)
最近は少なくなった、とも聞きますが、昼の13時から15時までが「ルーエツァイト」になっている集合住宅もあります。(お昼寝の時間)
私は集合住宅に住んでいた時、とても忙しかったのもあって練習時間が夜しか取れなくて、時計を見ながら夜の10時ジャストにピアノの練習をやめていたわ…
日曜日は一日中静かにしていないと近所から苦情が出る家も多かった、多いです。
芝刈りも日曜日にはしないわ
4. 隣がうるさいと壁を叩く人がたくさんいた
これはもう過去の話かもしれません。
日曜日に友人宅を訪問していておしゃべりなどしていると、隣から壁をドンドンと叩かれる事を何度か経験しました。
「うるさいから静かにして!」という苦情です。
別に音楽を音量MAXで聞いていたわけでもなく、ただ2人で喋っていただけなんですが。
おまけにドイツのアパートよ、壁がそれほど薄いとは思えない…
楽器の練習を心置きなくする事ができる物件を探すのは結構大変。
集合住宅に住んでいたピアノ好きの友人は、毎日練習したいのに日曜日は禁止されていて、我が家に(我が家は日曜日も練習可能)練習に来ていました。
また、長屋に住む生徒さんは隣の家に赤ちゃんがいるから夕方6時以降はピアノを弾かないでくれと頼まれた、とか。同じケースの生徒さんは何人かいました。
日本でも集合住宅に住んでいると楽器の練習ができない、と耳にしますが、ドイツでもなかなか楽器練習可能な物件は見つからないかも。
ドイツ人と音に関すること、上に紹介した動画にあったことは続きで。
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