先日、「ドイツ人は音に敏感なのかも?」という話をYouTubeで聞いて、記事を書きました。
この動画では「ドイツでは甲高い声で話す人がいない」と言った趣旨のことも話されていました。そうそう、一般的なドイツ人の声の好みって低いよね、と思ったことを今回は紹介します。
古いですが、こちらの記事でも書いています。
(Siriの読み上げ機能の件は古すぎて参考にならないと思いますが。記事を書き直すべきだなあ)
ドイツ人の声の好みは「低めの声」
ドイツ人と言ったって、好みは人それぞれですが、一般的にアジア人の特に女性のあの甲高い声や喉を潰したような声はあまり好まれない感じがします。
あくまでも私の周りのドイツ人の傾向、というだけだけど
昔の記事にも書いたとおり、私の地声は女性としては割と低めです。
これが中学生の頃はコンプレックスでした。
このことをドイツ人の友人に話したら
そうかな〜?shirousagiさんの声が特に低いとは思わないけれど。
甲高いキーキーした声より良いと思うよ
時々テレビや音声メディアなどで大人の女性なのに喉がつぶれたような声をしているのを聞いて「不評じゃないのかな?」と思う事があるのだけど、どうやらあの声が日本では「かわいい」ということで好評らしいのですよね。
多分、ドイツ人に聞かせると「子供か?不快な声だ」という意見が出てくると思います。
最近はこちらでも「かわいい」ものって結構人気だけど、可愛い声ってバカにされそうな気がする。
発声が良いドイツ人がいる
「喉が潰れたような声」と書きましたが、音楽で声楽や管楽器をされている方は「喉を開ける」という事が大事だと教わった方も多いと思います。
(「開ける」というのは正確ではないけれど、わかりやすく表現しやすいのでここでもそう書きます)
喉を押しつぶしたような声って遠くまで聞こえないのですが、喉が開いたような声(あくまでも比喩です)だと力まなくても遠くまで聞こえます。
オペラ歌手の声がそんな感じ。
で、ドイツ人の、特に男性の方に結構いるんですよ、まるでオペラ歌手のような発声をする人が。普通に地声で話しているので、すごく良く聞こえる。聞いていても聞き取りやすいし、耳障りではない。
これが日本語だと喉を潰した、高めの声になるのではないかと思う。中国語はもっと潰れたような甲高い声になっていますよね?
言語と文化と好みってリンクしている感があります。生まれたときからせっせとドイツ語を聞いている人には甲高いキャーキャー言った声は苦手なのでは?
おまけ:英語やドイツ語を喋りまくったあとの声が低い
私の息子はドイツ生まれドイツ育ちですが、日本語も話す事はそれなりにできます。親の私がいうのはなんですが、息子の日本語の発音はかなりネイティブです。(バイリンガルに育つのは簡単じゃないからね←海外で子育てをすればバイリンガルになるから海外で子育て、という短絡な考えはやめてほしい)
そんな彼が長時間友人らとドイツ語、英語でおしゃべりをして帰宅した直後に日本語を話すと、いつもよりかなり低い声になっています。
これが1度や2度ではなくて、いつもそう。
私の想像では日本語を話す時に使う喉の部分とドイツ語や英語を話すときに使う喉の部分が違うのでは?と思うのです。
だから長時間ドイツ語の喉の使い方をしたら、そのままの使い方で日本語まで喋ってしまう…のかな?どなたかこう言った発音と喉の関係に詳しいかたに尋ねてみたい。
同じような経験をした人はいるようで、いつだったかX(Twitter)でも見かけましたよ。
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