当サイトは記事内に広告を含む場合があります

我が家に起こった空き巣事件

ドイツってこんな国!?
この記事は約5分で読めます。

先日紹介した小塩節教授の書かれた「ドイツの都市と生活文化」を読んでいて思い出した、私が体験した空き巣事件です。

小塩教授はドイツ勤務中のある日、4日間ほど日本に一時帰国している間に空き巣に入られてしまったそうで、その体験が書かれていました。

ドイツは空き巣が多くて、我が家でも2回、職場が1回、集合住宅に住んでいた時に隣人が被害に遭ったというのが2回。在独の日本人友人で被害に遭った、と聞いたことが1回。ピアノの生徒さんの近所であったというのが1回。

これだけ私の周りでも空き巣被害が発生しています。

今回、本を読みながら思い出した空き巣被害、これを紹介したいと思います。

(前回紹介した小塩教授の本を読んで書いた記事はこちら→肉食だから断食も簡単だしパンとハムばかりでも大丈夫なドイツ人(?)

スポンサーリンク

雪の降っていたある日

それは忘れもしない、雪が降った土曜日でした。10年くらい前のことです。

雪が庭に積もっていたとはいえ、その日のお天気は良かったのです。確か。

その日は9時に出かけて帰宅したのが夕方5時。家に到着した時はまだ外は割と明るかったはず。なので、窓のシャッターはおろしていませんでした。

玄関ドアを開けて、荷物を置き、キッチンに向かうと

キッチンからテラスに出るドア(ガラス)が壊されている!

shirousagi
shirousagi

やられた〜!!

ガラスの破片が飛び散り、ドアが開いている!

shirousagi
shirousagi

泥棒に入られた〜!

慌てて110に電話して警察を呼びました。

警察が来るまで家の中をチェックしたけれど

警察が到着するまで家の中をチェック。

shirousagi
shirousagi

何が盗まれた??

ところが、なのです。盗まれたものが見当たらない。(何もなくなっていない)

引き出しという引き出しは全て開けられて中身がぶちまけられていて、寝室のクローゼットもドアが開いていたし、ナイトテーブルも物色された跡があったのに。

しかもナイトテーブルの前にはMacのノートブックが置いてあったのに盗まれていない!(これは保険会社の人がびっくりしていた)

警察が到着して

電話をしてから数分後に警察が到着。被害状況を見て、簡単に指紋採取(これはクローゼットだけだったと思う)

shirousagi
shirousagi

警察のチェックが終わるまでは家のものには一切触れずに

飛び散ったガラスの破片もそのままにして写真だけ撮っておきました

書類を書いてくれて、おしまい。警察に送る被害届をもらって終了。

空き巣が多いからこちらも犯人探しをしてくれるだろうとは思わないし、保険が降りればそれでいい。そう思わないとこの国では生活できない。

shirousagi
shirousagi

なので私は楽器以外は高価なものは持ってないの。

楽器は保険をかけています

警察から「犯人を探していますが、今のところはまだ見つかりません」と言ったような報告が来たと思うけれど、まあ、警察も本気では探していないよね。もっと酷い事件もあるし。

保険屋が来る

警察が帰ると今度は保険会社代行に連絡。

私が撮った「散らばったガラス」などの写真を保険会社に送り、さらに状況を話しました。

保険代行
保険代行

被害を見てびっくりして倒れた、とか、そんなことはなかった?

いや〜私、一度長期留守中に泥棒被害に遭っているせいか、「泥棒さんが来たのね、仕方ない。保険が降りることを願おう」くらいのテンションで平気だったのよ。

もっとも、泥棒と鉢合わせをしていたら…きっとショックで倒れたと思うけど。

それにしても何も盗まれなかったのが不思議で、「もしかして盗聴器をつけられた?」と(推理もの見過ぎ)思ってしまった。

保険でドアが新調されたのでヨシとする

泥棒によって壊されてたガラスドア。実はキッチンの隣のリビングのドアも壊されていて、2つのドアとこれも壊されたドア横のガラス窓(はめ込み)が新調され、料金は全て保険会社が負担してくれました。

おかげで今はテラスに出るドアは綺麗で断熱効果もあるガラス製よ。(この家の他の窓のガラスより良いガラス)

この家財保険(Hausratversicherung)の掛け金がバカにならないのだけど、いざという時は本当に助かるので、空き巣の多いヨーロッパに住む人は絶対に加入しておいた方が良いと思います。

掛け捨てだけどね。

空き巣未遂事件で学んだこと

知らない、それも変なやつ(他人の家に侵入するような人よ、人間とも思いたくもない)が触れていると思うと

ぞっ!

として「そんなクローゼットとか、散らばったものとか使いたくない!」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、そう思っていると、ここドイツでは生活できない!

幸い盗まれたものがないので(盗んで得をするようなものはPC以外になかったと思うけど)泥棒がどんなところを物色したのかメモ。

  • 引き出し。キッチンだろうが、リビングだろうが、引き出しという引き出しはほぼ全て開けていた。財布や通帳などを入れておくことが多いからか。
  • 寝室。クローゼットとナイトテーブル。寝室はジュエリーをおいている人が多いからか。(私は安物偽物しか持っていないので被害なし)

物置部屋は一切触れていなくて(多分入ってもいない)、リビングのピアノ向こうにある本棚&開戸の棚も全く触れていませんでした。

それにしても、雪が積もっていて犯人の足跡が庭に残っていたけれど、そんな日でも泥棒は来るのね…

みなさまもお気をつけください!

shirousagi
shirousagi

私がジュエリーやブランドものを買わない、物をあまり持たないようにしている理由の一つが

「泥棒に入られたらどうしよう」と不安な気持ちにならないで済むようにしたいためなんです!

(って、高価なものを買うお金がないのはここでは語らない〜😅)

にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村

応援クリックをありがとうございます!

コメント

タイトルとURLをコピーしました