まだ9月だというのに急に肌寒くなってきたドイツです。
こんな日には淹れたてのコーヒーとケーキが欲しい。
最近気になっていたシナモンロールの一種、フランツブレートヒェン(Franzbrötchen)を買ってきたので紹介します。
ハンブルク名物フランツブレートヒェン
それはこれ。
ハンブルク名物。つい数年前まではこのフランツブレートヒェンはハンブルク以外ではほとんど売られていなかったのです。
ハンブルクに行ったことがない私はこれを食べたことがなくて、でも存在を知った時に「一度食べてみたい!」と思っていたら、最近はドイツのどの地域でも簡単に手に入るようになりました。
(良いのか悪いのか?おかげで地域による特色がなくなっていく気もする)
外見がフィンランドのシナモンロール「Korvapuusti」(コルヴァプースティ)に似ているな〜と思うけれど、別物です。
と偉そうに書いたけれど、私はフィンランドのシナモンロールを食べたことがない…
いつかヘルシンキ空港に行くことがあったら、食べてみたい…あるかな?
フィンランドのシナモンロールは柔らかく、カルダモンが入っていて、その香りがするそうですが、このフランツブレートヒェンはシナモンたっぷりで、生地がちょっとサクサクしています。
Plunderteig(プルンダータイク)でできている
このフランツブレートヒェンはパン生地とパイ生地の間のような、Plunderteig(プルンダータイク)という生地でできています。
プルンダータイクはパイ生地とは違って、パンのようにイーストで発酵させているけれど、パイ生地のように生地を生地を織り重ねて作られています。
だからパイほどではないけれど、パンと比べたら固めでサクサク!これが美味しい!
パイが好きだからこのPlunderteigのスイーツは好みです!
シナモンの入ったフィリングもちょっとカリッとしていて、カラメル好きの私にはとても美味しいパンでした。
どうしてフランツブレートヒェンというの?
コーヒータイムのお供や朝食によく食べられているというこの「フランツブレートヒェン」
ブレートヒェン(Brötchen)は小型のパンという意味だけど、じゃ、なんで「Franz」(フランツ)というの?と思って調べたけれど、どうやら諸説あって、「これが正解!」というのはわからないらしい。
- ハンブルクがフランス領だった時にできたから
- フランツというパン屋さんが作り始めたから
- フランスパンに形が似ているから
- フランス人という意味から etc…
最初にこのパンの名前を聞いた時は変な名前だな〜と思ったけれど、
美味しいからどんな名前でもいいや!
外見がちょっと似たケシの実のパン
フランツブレートヒェンと一緒に、ケシの実がたっぷり入ったパンも買ってきました。
Mohnfächer(モーンフェッヒャー)です。
こちらは生地は普通のパン生地のような柔らかめのパン。
そうそう、シナモンロールといえばスウェーデンですよね。スウェーデンといえばIKEAのシナモンロール。
これは冷凍のシナモンロールをオーブンで温めたもの。
やはりシナモンの香りっていいな〜ああ、もう秋だなあ。冬だなあ(早すぎ!)
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