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乗り放題チケットのドイチュランドチケットが値上げする〜2025年1月から

ドイツ鉄道 S-Bahn ドイツってこんな国!?
この記事は約4分で読めます。

このブログでも何度も取り上げた、国内公共交通乗り放題チケット「Deutschland-Ticket」ドイチュランドチケット(D-Ticket)、ついに値上げが決定しました。

値上げするよ〜というのは今年7月には知らされていたけど。

今までは正式名称「ドイチュランドチケット」以外にも「49ユーロチケット」とも言われていたけれど、来年からは49ユーロチケットとは言えなくなる…(涙)

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値上げされるのは来年

ドイチュランドチケット、2025年1月分から58ユーロになります。

shirousagi
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1ヶ月9ユーロの値上げかあ…

この世はインフレだからね。大体赤字のドイツ鉄道なのよ、値上げしたい気持ちはわかる。おまけに国からの援助額は増えないのですってよ。

だけど49ユーロから58ユーロの値上げ、値上げ率は18.3%。これは2023年の初めからのインフレ率に比べると高いのですって。

shirousagi
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ようするに他の物価の上昇に比べると値上げのしすぎ!

だから、せめて2025年12月までは58ユーロで値上げはしない、と言うことらしい。まあ、これまでもバスや地下鉄の運賃ってほぼ毎年1月には値上げされていたような…気がする。

学生用もあるドイチュランドチケット

ドイチュランドチケットは2023年5月からあります。これはドイツ国内のICEなど特急列車以外の公共の乗り物(近郊列車、バス、地下鉄、トラム)乗り放題なのですが、その以前から学生には州内の公共の乗り物乗り放題チケットがついていました。

大学の学費は無料ですが、ゼメスター(半年で一学期)ごとにいくらかの(数万円程度)支払い義務があり、その金額で学生証がもらえます。

この学生証はゼメスターチケット(Semesterticket)でもあって、これで通う大学のある州内の公共交通は乗り放題となっていました。

shirousagi
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なので、同じ州に実家があって大学もある息子は遠慮なく週末に実家に戻ってきてる…洗濯物を持って…(交通費がかからない〜)

ところがドイチュランドチケットが発売されて、

「ドイチュランドチケットだとドイツ全土有効なのに、学生のゼメスターチケットだと州内だけって、学生のメリットがない。おかしい、変だ!」

(追加料金を払えばドイツ全土に乗れるようにはなっていた)

というわけで、学生の「ゼメスターチケット」もドイツ全土有効の「ドイチュランドチケット(学生版)」になったのです。

もちろん、今回の値上げで学生のチケットも値上げ。こちらはここNRW州だとこれまで29.40ユーロだったのが、冬ゼメスターから34.80ユーロ

shirousagi
shirousagi

Wintersemester(冬ゼメスター)は10月からなんだけど、10月分から値上げなのかな?

半年分まとめて払うからね〜(あれ?もう次のゼメスターのお金は払ったと聞いたような?)

長期契約でお得になる?

このドイチュランドチケットですが、サブスク方式です。定期券みたいなものです。

なのですが、1ヶ月とか2ヶ月だけ買って解約、というのも可能です。

そうするとドイツ鉄道にとっては負担。そこで、

長期契約するとお得にするよ〜という案が出ているのですって。

そうか、私も今回は8月にチケット契約開始して9月末で解約したからなあ。ドイツ鉄道にとっては「好ましくないお客」だったのか。(全く買わないより嬉しいお客だよね?)

前回も書いたけれど、

  • 時刻表通りに走る(5分の遅れは許す)
  • 治安が悪くない。せめて日中の明るい時間だけでも安心して使える
  • 車内のトイレが清潔でこわれていない
  • 座席が綺麗で汚れていない、臭くない
  • いきなり途中の駅で運行中止しない
  • 予定された列車は来る
  • ドアが壊れていない
  • (などなど)

だったら、長期にわたってドイチュランドチケットを買うよ…

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