先日、「日本こそ家の中でも土足で生活できたら良いのに」という記事を書いたのですが、家の中でも土足で生活できると、もう一つメリットがあります。それは
「玄関ドアを内開きに出来る」こと!
最近は日本の家屋でも玄関ドアが内開きになっているところもあるそうですが、大抵の場合、外開きですよね。
内開きのドア=外からドアを開ける時に家の内側に向かって押すドアです。
外開きのドアは外からドアを開ける時に手前に引いて開けるドア。
元々日本の家は引き戸が多かったけれど、ドイツの家は昔から開戸。
そしてドイツの住居のドアはすべて内開きです。
どうして日本の玄関ドアは外開き?
私が聞いた「日本の家の玄関ドアが外開きの理由」は
家に入って玄関で靴を脱ぐから。
玄関で靴を脱ぐから、その靴を置くスペースが必要なので、ドアを内開きにすると
靴を置くスペースがない!
それでなくても家が狭いのに!
ドアが外開きだと玄関スペースが広く使えるから、玄関が狭くても靴を置けることができるけれど、ドアが内開きだと玄関で靴を脱ぐスペースもないし、脱いだ靴を置くスペースもなくなる…
しかも玄関スペースと居住スペースには段差があって、「このスペース内にしか靴を置いてはいけない」ですよね。
危険なドイツの玄関ドアはすべて内開き(内開きのメリット)
ドイツのすべての家の玄関ドアは内開きです。
内開きドアのメリットは
- ドアの蝶番が家の内側に来るので、泥棒が蝶番を外してドアを壊すことを防げる
- 外に不審者がいると、ドアの前に重い家具などを置けば外からドアを開くことができなくなる
- 宅配業者が重い荷物を置き配で玄関ドアの前に置いてもドアは内側から開けられる!(イマドキのメリット)
このイラストだと鍵をピッキングしているけれど、外開きのドアの右に見えている蝶番を壊す、ということもできてしまう…
ドイツは昔から日本よりずっと治安が悪いから、ドアが内開きってとても大事です!
日本でもドアを内開きにして、玄関に段差をつけないといいかも
日本でも玄関に段差がない家を見たことがありますが。
玄関に段差をつけずに靴で入れるスペースを広げれば、ドアの近くに靴を置かなくてもよくなりますよね。実現は簡単ではないけれど。
広い土間のある家なら良いけれど、狭い土間だと脱いだ靴が邪魔でドアを内開きにできません。
日本も治安が悪くなっているからドアは内開きに変わっていく必要があるかと。
ドイツは以前から内開きドアなのに泥棒に入られるけれど…
それに、内開きのドアだと重いミネラルウォーターのダンボール箱を注文しても「玄関ドアの前に置いておいて〜!」と言えます!玄関ドアの前に重い荷物を置かれても、ドアは開けられます!
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