デュッセルドルフの中央駅付近から車で約1時間ほど北西に行ったところ、オランダとの国境に近いところにGrefrath(グレーフラート)という小さな町があります。
屋外もあるアイススケート場があるところで、この辺りに住んでいる人にはスケートができるところとして有名なのですが、このスケート場の隣に「野外博物館」(Freilichtmuseum)があります。
何度か行ったことがあって、2018年に行った時のことを別のブログで紹介しています。
この博物館で先日「トラクターの集まり」(Treckertreffen)というイベントがあったので紹介します。
オールドタイマーなトラクターが集合「Treckertreff」
秋といえば収穫祭。グレーフラートでは収穫祭イベント(Erntedankfest)の1週間後にトラクターの集まりがありました。
他のドイツの農業が盛んな地域でも「トラクターの集まり」イベントはあります。ドイツ語で「Traktertreff」。
グレーフラートのそれは「Treckertreff」という名前。
まずはグレーフラートの町を行列で走ってきたトラクター。
町中でお披露目の後のトラクターが野外博物館の敷地に集合です。
Old Timerトラクターが勢揃い!カラフルでかわいい!
どれも1930~1970年頃に活躍していたものだとか。
現在見かけるトラクターよりずっと小型です。
いかにもOld Timerという感じのトラクター。
FENDT(フェント)という1930年ドイツ生まれのメーカーのトラクター。現在はアメリカのアグコのブランドになっているらしい。
このトラクターの後ろについているお家はキャンピングトレーラーのように住めるようになったもの。(家の方は新しい)
イベントがあるとこの住居付きのトラクターでお出かけするのかな?
小さな子供連れのトラクターの持ち主が多かったです。
こんなトラクターとか
こんなトラクターとか。こちらはHanomag(ハノマーグ)というハノーファーの会社のもの。
Erntedankfest(収穫祭)
この「トラクターの祭典」(集まり)の1週間前には、この博物館で「収穫祭」(Erntedankfest)がありました。
今年もたくさんの野菜が収穫できたよ〜ありがとう!と礼拝。
収穫を感謝して祝う習慣は日本にもありますが、ドイツでも秋になるとあちこちで収穫祭が。(カレンダーでは10月6日だけど、この博物館では2週間ほど早く行っている)
収穫祭でイベント会場に並んだ野菜の一部が、実は我が家にやってきているんです。
ただいま、これらの野菜をせっせと調理、消化中!
野外博物館の様子を紹介
ところで、ここで紹介した野外博物館は、主に昔ながらの技術や農家の様子を再現した博物館です。
イベントがあると、博物館でもデモンストレーションが行われるところがあります。
その一つがこれ。鍛冶屋さん。
普段でも展示物を見学することができるけれど、イベントがあったこの日は実演付き。子供が作業にチャレンジしていました。
ドイツは10月ともなると気温もずいぶん下がって暖房が欠かせなくなる!
ああ、これからあの辛い、暗い季節が来るのか…暖炉の火が恋しい季節だわ。(我が家に暖炉はないけれど)
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