詳しい事情は書きませんが、実は去年、とある人から金銭的なダメージを受けたので訴訟を起こしました。

訴えてやりたい!
判決が下るまで本当に時間がかかりました。でも泣き寝入りはしたくなかったので訴訟を起こしてよかった。
今回はその訴訟で行った裁判所のことなどを紹介します。
訴訟しよう!と言い出したのは私ですが、法律用語などのドイツ語が難しくて、私は訴訟について詳しくは理解できていません。
そして、私が実際に行った裁判所では一切写真撮影をしていません。
訴訟を起こす前に確認したこと
トラブルの当事者は我が家の夫でしたが、私は金銭的なことなのでとても腹が立ちました。
というわけで「裁判にもっていこう!」と提案。
実際に訴訟を起こす前には
- 加入している「訴訟保険」(Rechtsschutzversicherung)で裁判費用を払ってもらえるか確認
- 弁護士に勝てる見込みがあるか相談
この2つをクリアにしてから弁護士に訴訟をお願いしました。
必要書類を提出
何を訴えたいのか、またその証拠となる書類を弁護士に提出。裁判所への訴状提出などは全て弁護士にお願いしました。
何度かメールや実際に弁護士のオフィスでの話し合いを持ちましたが…

弁護士からのメールのドイツ語を理解するのがとても難しくて、
今、読み返してもさっぱりわからない…(とてもドイツ語らしいドイツ語というか、法曹界のドイツ語というか)
地方裁判所へ
「訴訟する!」と決めてから半年くらいたったか?やっと地方裁判所から口頭弁論の呼び出し(手紙)があり地方裁判所へ。

市役所とか裁判所とかは歴史的な大きな建物であることが多くて、私が行った裁判所も古くて階段がたくさんある(!)建物。
入り口で裁判所からの通知を見せ、セキュリティー検査。当時の私は骨折後で金属プレート&ボルトを入れていたからか?金属探知機で反応してしまったけれど、何もお咎めなしに通過させてもらえました。
弁護士は法服を着る
指定された法廷のドアの前で弁護士と一緒に待ち、時間になり呼び出されたので法廷へ。
被告側(私たちが訴えた人)の前を通る時は、よく知っている人物だっただけに緊張…(「よくも訴えたわね!」とにらまれそうで。って、被害にあったのはこっちよ!
夏の暑い日でしたが、法廷に入ると弁護士(原告側、被告側とも)はあのマントのような法服を着ました。外では法服は脱いでいましたが。

暑そうだな…

このイラストの左右に立つ人が着ているのと同じ法服です。
裁判官は普通のスーツ姿。
大規模(?)な裁判ではないからか、書記はいなくて、裁判官がボイスレコーダーで記録。
裁判所へ2度でかけ、判決まで1年待った
裁判所へは2度ほど出かけました。2度目はこちら側の証人との証人尋問。
被告側は弁護士だけ出席(当人欠席)で反対尋問もなく終了。
その後は裁判所内での審理となり、判決は弁護士経由で教えてもらいました。

勝ったよ〜!
って、相手があまりにも「ありえない!」ことをしたからだけど
時間はかかるし、被告側の弁護士は最初はこちらに不利になるようなことを言ってくるし、で、疲れることもあったけれど、無事に終わったし、費用は保険会社が払ったので一安心です。
生まれて初めて裁判所に出かけて、テレビのドラマでしか見たことがない裁判所の様子が見れたけれど、もう2度と行かなくても良い生活をしたい!
裁判所ツアーとかの社会見学なら見てみたいなあ。

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