以前、ドイツ人は音に敏感なのか?静けさが好きなのか?という記事を書きました。
ドイツ人と言っても色々な人がいるし、もちろん音に鈍感な人もいるし、大体純粋なドイツ人が一体何人いるんだよ?というのが事実ですが、ここでもわかりやすく主語をデカく「ドイツ人」とします。
私は、長年ドイツ人にピアノを教えてきたのですが、ドイツ人生徒にピアノを教えているとドイツ人の音楽に対する得意不得意はこれかと思うことがあります。
ピアノ学習をする上でドイツ人が得意なこと不得意なこと
日本人にピアノを教えた経験はあまりないのですが、これまでの経験からドイツ人は
- 得意=ハーモニー
- 不得意=リズム
2度や7度の音程(不協和音)のある和音を聴くと「耳が痛い」という生徒が多数。
だけどリズム感、拍子感は悪くて、3拍子の曲を出鱈目に弾く生徒が多いこと!(日本人は3拍子が苦手だというけれど、ちょっと待て、ドイツ人はもっと苦手だ!と思う)
耳が繊細だから不協和音に耐えられないのか?
これまでのピアノレッスンの経験談としてこんな記事をNoteに書きました。

ここでは簡単にお話しすると、例えばドとレのようなピアノの鍵盤で隣り合わせの音を同時に弾くと、音が濁ります。このような音をわざと使うことがあるのですが、そのような音が出てくると、私の生徒の大半が
「汚い!耐えられない!耳が痛い!」と訴えるのです。(大半、は言い過ぎかな?)
まあ、生徒のピアノの弾き方が悪い(音が硬い)というのもあるけれど、協和するハーモニーなら綺麗だと思っても、不協和音が出てくると「こんなのあり得ない〜!」
まだ音楽を流れるように弾くことができない生徒さんは、音を一つ一つ別個のものとして捉えてしまって、不協和音を聞いて「いやだ〜!」となるのかもしれませんが。
しかし、「耳が痛い」だの、「こんなのは弾きたくない」だの、「この曲はおかしい」だの

文句多すぎ!
なんだけど、ピアノの5度(例えばドとソ)を一度に弾いて、「なんか綺麗じゃない」というところを見ると、(ピアノの5度は完璧には綺麗に調律されていない)
ドイツ人って、耳が繊細な人が多いのかな〜?
などと思ってしまいます。

繊細というより、音をどのように捉えて何を大事に理解しているかが、ちょっと日本人とは違う感じがする…
ハスキーボイスはドイツでうけるのか?
昨日、NHKの「チコちゃんに叱られる」を見ていたら、「ハスキーボイスはなぜ魅力的なのか?」というのをやっていました。
ハスキーボイス、この声ってドイツ人には魅力的に聞こえるのかな?風の音や川のせせらぎにドイツ人も癒やされているのかな?

この点に関して知っている方がいらっしゃったら教えて欲しいです!

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