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【ドイツ鉄道】私が長距離列車で指定席を予約するたった1つの理由

ドイツってこんな国!?
この記事は約5分で読めます。

鉄道旅行が好きなshirousagiです。

と言っても、あまり鉄道は使ってなくて、移動のメイン手段は車。

shirousagi
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ドイツ鉄道はアテにならないからね

機会があればのんびりと列車の旅をしたい、と思っているけれど、長距離の列車の旅、前回はなんと2018年9月。

あれ以来、ドイツで長距離の列車の旅はしていないのです。(コロナ禍もあったし)

実はこのブログ「ドイツに住むうさぎより」の最初の記事が、その2018年9月。デュッセルドルフからドイツとスイスの国境近くの街、フライブルクに行った時のことを綴ったものです。

その時はEC(Euro City)に乗って出かけました。

4時間30分以上にわたる長旅。チケットはオンラインで購入。指定席もしっかり抑えました。

(この記事はその最初のブログ記事を書き直したいと思い、2018年の経験をベースに書いています。内容で古く現在と違うものがあれば申し訳ありません。現在と違う点があれば教えていただければ幸いです)

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鉄道の指定席をとる

鉄道の乗車券、チケットはオンラインで購入するのが便利です。

なんと言っても、サービス砂漠なドイツ。駅のDBのサービスセンター(みどりの窓口みたいなところ)には大行列ができている、ということも少なくありません。

いや、大体、最近のDBのサービスセンターはDBに詳しくない人がカウンターにいるところもあります。

shirousagi
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20年くらい前、まだオンラインでチケットを買うのが大変だった時は、

窓口で買っていたけれど、毎回1時間は待ったわ。

長距離列車を利用する時は、チケットと一緒に指定席も購入します。

指定席料金は

  • 1等(1.Klasse)=€6.50(約1,000円)
  • 2等(2.Klasse)=€5.20(約830円)

あまり安くありませんよね。しかも、それが無駄になってしまう危険もあるのです!

それでも私は指定席をとります。

私が長距離列車に乗る時に指定席をとる理由

それは

日本の新幹線とは違って、車両によって「ここはすべて指定席」とか「この車両はすべて自由席」と分けられていないからです。

そして、予約が入っている席でも誰も座っていなければ指定席券を持っていない人が座ることがあるからです。

shirousagi
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新幹線なら自由席は5号車まで、とか決まっているから、その自由席車両の空いた席ならどこに座っても大丈夫よね

最近の車両だと指定席の予約が入っているかどうかの掲示はデジタル表示のことが多いけれど、2018年にのったスイス鉄道の車両はまだ紙でした。

ここに「ケルンーフライブルク」とか書いてあると、その区間は予約されているので、指定席券を持った人が来たら席を譲らなければなりません。(指定区間以外は座っても良い)

座席にはちゃんと「この席はこの区間予約されています」という表示が出ているはずなんですが、たまに出ていないことがあるのです。

shirousagi
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上の写真のように、私が利用した時も表示がなかった

(私は席を予約したよ!)

危険なのは、席を予約した人がいるのかいないのかわからない、ということです。

席を予約せずに列車に乗って、「ここ、誰も座っていないから」と喜んで座ったら、予約をした人が来るかもしれません。

そうしたら、席を譲らなければなりません。せっかく座れたのに…と、ぬか喜びになるかも。

shirousagi
shirousagi

長距離列車だからね。席は予約した人のものよ

ここで「予約していたのに人が座っている!」と退いては負けです。座席の予約が入っていても実際に予約をした人が来るまでは席に座り続ける人が多いので、「ここは私の席です」としっかり主張することが大事です。

予約した席のある車両はホームのどこに止まるか?

長距離列車は長いです。席を予約したら列車に乗り込む時に自分の席のある車両に乗らないと困りますよね。

駅についたらホームにある「Wagenstandanzeiger」なるものをみて、自分の指定席の車両番号の車両が駅のホームのどのあたりに止まるかを確認します。

日本でも特急列車ではそうですよね。

このときに乗車した「特急ひだ」ではホームにある位置案内通りにきちんと列車が止まりました。ドイツでは…

shirousagi<br>
shirousagi

この日本の常識でドイツ鉄道を使うと酷い目にあうわよ〜

位置案内通りに止まらないことって頻繁に発生するから

(ホームに列車が入った途端、乗ろうとする人が一斉に走り出す…予想した場所とは違うところに列車が止まるから)

車両番号って、新幹線のように1号車から順番ってことはないから。(めちゃくちゃランダム)

座席を予約していても、無駄になることもある

あの「全くアテにならない」ことで有名なドイツ鉄道DBです。

shirousagi
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長距離列車の2本に1本は時刻表通りに走っていないらしいからね

列車が遅れたり、そもそも運行中止したら座席を予約していてもその席のある車両は全く来ないかもしれません。

そうなると指定席券は「ただの紙切れ」です。せっかく800円払ったのに、目的地まで立ちっぱなし、ということもあります。

10年くらい前にこれもフライブルクに出かけた時、帰りの列車が、私が乗る予定だったものを含めて数本遅れてしまい、列車の車両が予定とは違ってしまって、せっかく指定席を取っていたのに無駄になったことがあります。(予約した番号の車両がなかった・涙)

遅れは2時間以上だったかなあ。座ることもできずに大変でした。

ケルンからフライブルクあたりまで列車の旅をする時はEC/ICがおすすめ。ライン川沿いに走るので風景がとても良いのです。(ICEは別路線だそう)

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