1年以上使わなかったモノは手放す、と言う片付けメソッドにもかかわらず、我が家のキッチンの引き出しに、なんと20年以上鎮座しているものがあります。
それは…アイキャッチ画像で暴露しているけれど、これ!
サランラップでございます!もうこのデザインのパッケージはお店にはないですよね。
在独邦人、いえ、在外邦人の方なら「あ、それね〜!」とすぐに理由を納得していただけると思います。
サランラップとかクレラップといった日本のキッチンラップですよ。捨てられるわけ、ないじゃん!
ラップの質が酷すぎる!
欧米(多分アメリカのラップもそうだと思う、詳しくは知らないけれど)のキッチンラップというものは実にひどい!
- パッケージにある刃を使ってもラップが切れない。
- ハサミでもラップが切れない。
- 耐熱温度はせいぜい100℃。電子レンジで使えない。
不満だらけです。
以前、キッチンの壁にキッチンペーパー、アルミホイル、ラップの3つを入れることが出来るホルダーを買って取り付けたけれど、そのラップホルダーについていた刃ではラップを切ることができず。
せっかく高いホルダーを買ったのに、と怒り狂ってしまいました。
(ちなみに、私がもっていたホルダーはこれ。以前はアマゾンにある商品の写真をブログにアップできたのに、今はそれが出来ないのでリンクだけ貼っておきます。https://amzn.to/4fzNdyX)
だったらラップの入っている紙のケースについている金属の刃で切れば?ですよね。
いや、これも無理なんです。ラップを引っ張るとビヨ〜〜んと伸びてしまって切れない…
仕方ないので、私は2人がかりでラップをカットします。一人はラップを箱から出して使いたい分を引っ張って両手を使ってピンと張って、もう一人がハサミでカット。
こんな感じに両手を使ってラップをピンと伸ばす(イラストはラップじゃないけど)
ラップを切るのですら一人で出来ない…
20年も使えなくて、でも捨てられないわけ
20年以上前のこと、母が施設に入ることになり、それまで母が住んでいたアパートを退去するためにモノを片付けていたのです。
そこで見つけたのがこのサランラップ。「そうだ、ドイツに持って帰ろう!」とスーツケースに入れてはるばるドイツまでやってきたこのサランラップ。
なのですが、私はここで何度も書いている通りケチなので、ドイツでは高価になる日本のラップは買いません。
貴重な貴重な日本から来たサランラップですよ。次にサランラップが手に入るのはいつなのかわからないのですよ。
「いつこれを使おうかなあ?」と考えると使う時が来ないのです。だって、「これは特別な食べ物だからサランラップを使おう!」ってならないのだもの。
「いつか大事な時に(大事なラップを使うチャンスって何?)と思っているうちに20年以上が過ぎてしまったというわけ。
ちなみに私には日本から大量に食品や日用品を送ってくれる家族はいません。日本に一時帰国した時に買うと、また「これは大事だからいつ使っていいのかわからない」になるので買う勇気がありません…
もしドイツのラップを買うなら、使うなら
ドイツのラップは質がめちゃくちゃ悪いけれど、いつでも簡単に近所のディスカウントストアで手に入るので、「不便だな〜」と思いつつドイツのラップを使っています。
普段はディスカウントストアの一番安い、めちゃくちゃ使いにくいラップを使っていますが、少しは楽をしたい(あくまでも少しは、です)時はこのメーカーのラップにします。割とキレます。
電子レンジにラップをかけたい時は専用のラップをオススメ。私は電子レンジ用のフタを使うのでラップは使いません。
Toppits 2 in 1 Mikrowellenwellen- und Frischhaltefolie, 15 Meter, Breite 32.4 cm, Transparent
たまにレシピに「ラップをふんわりとかけて」とあると「しかたないねえ」と思いながらレンジ用の蓋を少しずらしてかぶせているこの私です。
それにしても、20年も使わずに放置しておいて、ラップの質が悪くなったら勿体無いなあ。今度使い切ってしまおう!
あのサランラップを使い切る前に私があの世に逝ったら…もっと勿体無いよね
たかがキッチンラップ、と思うでしょ?されどキッチンラップなのよ〜!
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