クリスマスまであと数日です。個人的には本日をもって今年の勤務は終了します。
さて、クリスマス前といえば、最近は日本のあちこちでも開催されている
クリスマスマーケット!クリスマスマルクト!(ドイツ語と英語がミックスしている)Weihnachatmarkt🎄
ですよね。
冬のグレーで寒くて暗い時期にイルミネーションで輝き、美味しそうなスパイスの香り、子供の歓喜が聞こえてくるメリーゴーランド…
クリスマス前になると「クリスマスマーケットに出かけよう!」という人は多いと思います。
クリスマスマーケット、それはドイツ発祥の楽しいマーケット…??
本場ドイツのクリスマスマーケットは
日本在住の友人に「ドイツに行ってみたいと思っているの。12月はどうかな?本場ドイツのクリスマスマーケットに行ってみたい」と尋ねられた私。
答えは

う〜ん、寒いし暗いし。できたら夏の方がいいよ〜
クリスマスマーケットはねえ…夜に出歩きたくないし、あまり楽しいとは期待できないよ〜
私はあまりクリスマスマーケットに行かないのです。なぜって?
- 特に面白い、珍しいクリスマスシーズンならではの物にはあまり巡り会えない(日本の様子を知っていてドイツのを見たらきっとがっかりする)
- 人が多い(ドイツの人混みは日本のそれよりカオス)
- グリューワインを飲む人の集まりと化していて、酔っぱらいが多い
いえ、面白いクリスマスマーケットもあるのよ。
例えばケルン。これは1人で歩き回っていても面白かった!
流石に大都市でしかも観光客も多いところは楽しい。だけど近所の村とか小さな街のクリスマスマーケットで売られているもので「素敵〜!」となるものを見つけたことはないし、ドイツ人にとってはクリスマスマーケットは
グリューワインを飲みながら友人や家族とおしゃべりをするところ
ドイツ人は日本人よりアルコールに強いけれど、それでも酔っぱらいはいるし、お酒を飲んで盛り上がるってテンションにはついていけない(カーニバルはもっと酷いが)!

クリスマスマーケットは夜に行くのが綺麗よね。
でも暗いところを歩くのが苦手になったお年頃というのもある…
クリスマスの時期のイルミネーションだって、私がドイツに来たばかりの頃は日本ではやっていなくて、「ドイツのクリスマスって綺麗だな〜」と思っていたけれど、日本でイルミネーションが盛んになってから、その様子を見たあとではドイツのイルミネーションがしょぼく感じられます。
クリスマスマーケットだって、日本のそれ(私はまだ行ったことがない)を経験した人にはドイツのそれは「何これ?」とがっかりするのではないかな?
シュトレンだって…(以下、省略)

日本のバウムクーヘンは美味しかったわ
日本のオクトーバーフェストのメニューを見ると美味しそうだったわ
あの「ライン川下り」もビールで盛り上がるのが目的?
お酒を飲んで盛り上がればそれでよし!なドイツ人といえば、かの「ライン川下り」です。
最近の様子はわからないけれど、25年くらい前に友人に誘われてライン川下りの船に乗りました。
当時は息子が5歳くらいだったから息子の世話に追われていたのもあるけれど、ローレライとかを見て感動した記憶がありません。
それよりも記憶に残っているのが、同じ船に乗っていたドイツ人のグループ。
彼らが船でしていたのは
ビールを飲みながら大声で騒ぐ
おかげで彼らの近くを通るのも嫌だったなあ。ドイツ人は「車の運転をしなくていいならお酒」よ。
それ以来、ライン川下りの船にも乗りません。ライン川の風景は鉄道から見るのが一番!(欠点はドイツ鉄道がカオスなこと、列車の窓が汚いこと)
追記:R.I.P.
この記事をアップした1日後、マグデブルグのクリスマスマーケットに車が突っ込み死傷者が出ると言う事件が発生しました。
怪我をされた方々の一刻も早い回復と亡くなられた方が安らかに眠れますよう、お祈り申し上げます。
クリスマスマーケットを心から楽しめない理由の1つがこのような事件がまた発生するかもしれない、と言うことになってしまったことは本当に残念です。
お酒飲みが多いだけなら「雰囲気が好きではない」で済むのですが…
残念ながらドイツも以前にも増して治安が悪くなりました。(体格のよい🇩🇪夫も言っています)
ドイツに来られる予定の方、在住の方、どうぞ気をつけてください!

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