日本の公共交通を利用していて、「(バスや列車が)遅れてきた!許せない!」という人がいたら、私は許しません!

贅沢すぎる!!文句を言うな!
そう思うくらい、公共交通がいい加減なドイツですが、話題になるのは大抵の場合、かの遅延やドタキャンで有名な「ドイツ鉄道」でございます。
DB(ドイツ鉄道)の遅延っぷりは欧州内でも特筆すべきレベル!
が、私は思い出したのですよ。
普段は車の運転をしている私でもたまにはバスを利用することがあるのですが、そのドイツのバスで経験したことを!
公共交通の酷さは鉄道だけではありません。
真夏の暑い日にルートを間違えた
当時、とある街の郊外に住んでいたのです。車を持っていなくてバスだけが頼り。
そのバスは私が住んでいた集落と街の中心部を結ぶ路線が2つありました。朝と夕方のラッシュ時だけはAルート。昼間はBルートを走っていたのです。
我が家はAルートのバスが停車するバス停からでもBルートのバス停からでも同じくらい離れていたので問題はなかったのですが…
それは暑い夏の日のこと。昼間に街に買い物に出掛けてバスに乗って帰宅する途中のこと。
「昼間だからBルートだな」と思っていたら…バスはさっさとAルートを走り出したのです。
しばらくして気がついた運転手「暑さで間違えました!」

乗客は誰も文句を言わなかったわ…
「次とまります」ボタンを押してあるのに、停車しなかった
こちらは最近経験しました。
私の家はバス停Aとバス停Bの中間にあって、どちらで降りても家まで歩く距離は同じなのですが…
Aのバス停に近くなり、「次止まります」ボタンが押され、ドアの前にはすでに5人くらいの人が立って待っていたのです。
ちなみにお昼間のバスでガラガラ。(しかも終点近く)
私は「どうしようかな〜?Aで降りる人が多いからAで降りようかな〜」などと呑気に考えていたら…
バスが..
バスが…
Aのバス停を通過した!!停車せずに通過したのです!

あれだけ降りる準備をしていた人がいたのに、なぜよ?
何事もなかったかのようにバスはBで停車して、Aで降りるはずだった乗客は何も文句を言わずに下車しましたとさ。
突然「この先、走りません」と乗客を全員降ろした
これは去年。自宅からバスで銀行に行こうとしていた時。
中央駅の次のバス停で降りる予定だったら、中央駅にバスがついた途端
「この先は走らないのでみなさん、降りてください!」とのアナウンスが。
バス停1つ分、歩きましたとさ。

バスもどこで降ろされるかわからないから、歩きやすい靴で移動するのが一番よ…
バスの発車時間より早く発車してしまった
私の自宅に最も近いバス停は、その路線のバス停の始発から2つ目なのです。
いつも空いたバスが来るので便利なのですが、なのですが、たまに「時刻表に書いてある時間より早く」やってきて…(それなら、発車時刻まで待ってよ。他の車の邪魔をしないのに)
早く出発することがあるのです!!

2分も早く出発するなんてひどいじゃない!
乗るのを諦めた私よ…(別のバスが来るバス停まで歩いた)
遅れるのも来ないのも頻繁にあるけれど、時刻表より早く出るなんて許せない!
スタンプを押す機械が壊れていた
最後に、これはラッキー案件です。
回数券を持ってバスに乗ろうとした時です。
今ならアプリでデジタルのチケットもあるけれど、当時は紙の回数券。バスに乗る時に毎回「Entwerten」(切符に機械でスタンプを押す)しなくてはなりません。

その時も回数券の今回分をスタンプしようとしたら、機械が動かない!
と、バスの運転手さん「そのままでいいよ〜乗って!」
おかげでタダで乗車できました。別に切符を買え、とも言われませんでしたよ。

あの頃は小さな鉄道の駅のスタンプを押す機械も壊れていることがよくあったなあ〜何度ただ乗りしたことやら
あまりバスを利用しない私でもこれだけ経験しているのに、ドイツで毎日バスで通勤、通学している皆様、お疲れ様です!

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