日本に一時帰国して空港から街までの高速バスに乗ると…
見えてきた!高速道路の横に立っているマンション群が。そしてそのマンションのベランダには洗濯物が干してある。布団が干してある。
「お日様の光をしっかり浴びたお布団、ふかふかで気持ちよさそうだな〜」
この洗濯物や布団が見えるマンション。これを見ると日本に帰ってきたなあ、という気がします。
と同時に、正直を申しますと「街の外見はごちゃごちゃしているよね…」とも思いますが。
(最近は部屋干しをする人も多いようですが)
洗濯物は地下室に干すの?
今回も読者様のリクエストです。ピアニスト藤田真央さんが書かれた本「指先から旅をする」の一節に「洗濯物は地下室に干す」があったとか。
そうなんですよね〜多くの住宅では地下室に洗濯機や乾燥機を置くスペースがあって、その地下室で洗濯物も干すのですよ。
以前住んでいた3世帯の入った集合住宅では、地下室の洗濯ルームの掃除が3週間に1回回ってきていました。
毎週誰かが1回は掃除をしていたので、いつも綺麗な洗濯・乾燥ルーム。今、一軒家の我が家の洗濯室は…掃除をしなきゃ、と思うけれど、洗濯をする、洗濯物を干す、取り込む以外ではその場所に行かないからついつい…(反省)
ちなみに、洗濯機をキッチンの作業台下に設置するところもあります。私が以前住んでいた街中の集合住宅(フラット)では建物が古いこともあって地下室には水栓がなく、キッチンのシンク横に洗濯機スペースがありました。
とてもどうでも良いことですが、ドイツの洗濯機はトラム式がほとんど。我が家でもキッチンにトラム式の洗濯機を置いていたのですが、洗濯機が稼働中は当時1歳だった息子が洗濯機の「窓」をじ〜と見ていました。
動くのが面白かったのかな?テレビの画面みたいですよね。(そんなシーンがアメリカの古いアニメにもあったような気がする)
洗濯物を屋外に干すこともある
ジメジメした地下室に洗濯物を干すなんてありえない!せっかく天気が良いのに洗濯物を外に干さないなんてありえない!
そう思いたくなることもあります。
実は屋外に干すことができる場所もあります。市営住宅など大規模な集合住宅(アパート)の中庭に洗濯物を干す場所があるところもあります。
道路に面していて通行人に見えるようなところに洗濯物を干してはいけません。
我が家はお天気が良い日は庭に干しています。道路に面した場所には干しませんが、庭の裏は畑なので庭に洗濯物を干しても誰の目にも触れません。
お隣さんもお天気の良い日には庭に洗濯物を干しています。お隣さんはこのようなWäschespinne(Wäsche=洗濯物、Spinne=蜘蛛)と呼ばれる物干しを庭に立てて使っています。(お天気が悪いとこの物干しを取り外します)

我が家はドイツでは普通の洗濯物干し。折りたたみ式です。

この写真は数年前に運営していたブログに載せたものなので少々写りが悪いです。ごめんなさい!
ドイツに来たばかりの時にお世話になった家庭では、冬だったのにお天気が良いと洗濯物を庭に干していました。その家のお母さんによると「洗濯物を新鮮な空気にあてたいから」
「日光に当てたい」ではなかったのですよ。人間だと太陽が姿を現した途端に「日の光を浴びなくては!」と日光浴に燃えるドイツ人なのに、洗濯ものはビタミンDが必要ないからか!?
とはいえ、冬が長くて暗くてお天気の悪いドイツ。洗濯物を外に干したくても干せない期間が長いので、地下室に干す、乾燥機を使うことになります。
我が家も1年の大部分は洗濯物は地下室に干します。
夏になってお天気が良いと「洗濯したい!布団を干したい!」となるのは日本人の私だけなのかな?お隣のドイツ人は「日光浴したい!」だろうなあ。

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