一般家庭の多くにはエアコンがないドイツに住むshirousagiです。
私の仕事が学校の休暇と連動しているので、数年前まで一時帰国は夏休みにしかすることができませんでした。
せっかく日本まで飛ぶのだから3週間〜1ヶ月は滞在したいけれど、夏休みしか長期の休暇が取れなかったのです。
が、2018年の夏に思ったのです。「もうこんなに暑いのは辛い!一時帰国は夏以外にしたい」と。
なのに、ニュースによると日本の2024年はこれまでで最も暑くなった年だったとか?どれだけ暑いのだ?
ドイツも2024年はこれまでで一番暑かった
デュッセルドルフは2024年は観測史上二番目に暑い年となったらしいですが、ドイツ全体で見ると昨年は日本同様、過去最も気温が高い年になったそうです。

え?本当なの?
実感が湧かないんだけど
(雨降りが多かったし、2019年はもっと暑かったような気がする)
デュッセルドルフの1年間の平均気温は
- 2024年の平均気温は12.3℃。これは2023年と同じ。2022年はもっと高く12.4℃だった(だからここはこれまでで2番目に暑い年)
- これまでの気温の中央値は(平均データの代わりに中央値)
1961~1990年=10.3℃
1991~2020年=11℃
1990年ごろからドイツに住んでいるけれど、確かに大昔よりは気温が上昇していると感じます。
が、2019年は「エアコンがないと生きていけない!」と思えるほどの夏だったのよ。冬が寒かったのかな?
ドイツの気象データ
ここで少し掲載できるドイツの気象データを。
こちらは2023年12月から2024年12月までの月ごとの平均気温です。(ドイツ全土の平均)月の名前がドイツ語だけど、英語のそれに似ているから。Dezは12月。Janは1月です。
気温が一番低かったのは1月。確かに、去年1月は雪が降って積もった日もありました。その後は少なくともデュッセルドルフは積雪がなかった。

Mehr Statistiken finden Sie bei Statista
こちらは2023年12月から2024年12月までの月ごとの平均日照時間。比較は(濃いブルー)1961~1990年の平均値。
特に7月8月は大昔(1960~1990年)に比べると日光に恵まれている!お洗濯物を外で干したくなるわけよね(それは私)

Mehr Statistiken finden Sie bei Statista
庭には砂利より芝生
先日、とある新しい一軒家が並ぶ住宅地を散歩していたら、エアコンの室外機がついた家が何軒かあるのに気がつきました。
最近家を建てる人は、ドイツも夏は暑くなるからエアコンを設置するんだな〜と思いながら見ていると、とある家の前の庭が
ほとんど砂利で敷き詰められて、その真ん中にデン!と見たこともないような大きなエアコンの室外機が!

うそ〜!これを家の前の、それも中央に設置するの?家の外見をあれほどこだわるドイツ人が?
し、信じられない!
芝生など緑を植えると世話をする手間がかかるから家の前の庭に砂利を敷き詰める、というのは流行ったことがあるけれど、最近は温暖化防止のために石庭は禁止している自治体もあるはず。(そう聞いた)
なのに、最近建ったばかりらしい、綺麗な一軒家の家の前の庭がこれなのか〜?大丈夫なのかな?

せめて木でも植えればいいのに…
真夏にレンガの壁の建物の横を歩くのと緑の生垣の横を歩くのを比べると、びっくりするくらい温度が違うのよね。散歩コースは夏は緑が豊かなところにしたい。

私も庭仕事は苦手だから芝生より砂利にしたいその気持ちはとってもよくわかる…

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