ドイツに限らず、おそらく欧米のほとんどの国でそうだと思うのですが、日本のように「空気を読む」人は外国にはいません。
自分の希望、やりたいこと、やって欲しいことは
はっきりと完結に述べる!
これはドイツで生き延びるために必要なことだと思うのです。
言わないとわかってくれない
欧米では自己主張しないと誰も相手にしてくれません。
…というのはどこかで耳にしたことがあるかもしれません。
とにかくわからなければ質問をする、やって欲しいことがあれば遠慮なく言う。特に私は病院で入院中にこれを経験しました。
言わないとやってもらえません。もっとも病院は人手不足なので、ナースコールを押して看護師にお願いしても忘れられることもあります。こんなときも再度お願いをします。しつこいくらいに。一度言ったお願いを思い出してもらえると期待をしてはいけません。
私は入院中に看護師さんにお願いしたいことはナースコールを使っていたけれど、それでも看護師さんから「何か用があったら伝えてください!あなたはおとなしい」と言われました。
湾曲に色々伝えてしまって誤解された
これは80歳の友人の話。
友人は「入院して手術をすることになった」と言っていたのに、その病院からの手紙を読むと「手術は患者が断ったので日帰りの治療にする」になっているのでおかしいなあと思い、友人に確認をすると

いや〜入院をしての手術は「嫌だなあ」とは言ったんだけど…
私はその場にいなかったので想像ですが、どうやら友人は「え?手術?嫌だなあ。できればしたくないなあ」と口に出したらしいのです。
それを医者が「この患者は手術をしたくないんだ」と手術を断ったと判断してしまったらしいのです。
ああ…手術をしてもらう方が良さそうなのに…
友人はそれでも手術についての説明を聞いていたので、てっきり自分は手術をするものだと思い込んでいるのです。困ったなあ…
私もここ数年、病院通いをしているので感じることですが、特にお医者様とのやりとりは
「自分のリクエストをすぐにはっきりという。余計なことは言わない」
すぐに決められないことは「考えさせてください!」とすぐに言う!

どうやら多くのお医者様(などドイツ人)は
最初に聞いた言葉をそのまま信じてしまって、その後に伝えたことは無視されている気がするわ。意見が変わっても最初に言ったことしか覚えてもらっていない気がするの。
(頭も固い)
できるだけ早く反応する
入院中、あまりにも気分が悪くなったので看護師さんに「気分が悪い」と伝えると、「薬が欲しいですか?」と尋ねられ、一瞬頭の中で「どうしようかな〜薬って副作用がないかな?これくらいで薬を飲むのってどうなんだろう?」と悩んでいたら
「意味がわかりませんでしたか?」と尋ねられてしまいました。

いや〜私が外国人というのは一目でわかるからねえ
それ以来、できるだけ返事は即答を目指しています。とにかく反応。ぐずぐずしない。
遠慮がちにいうとわかってもらえない
「〜していただけると嬉しいのですが」といったような表現はドイツ語にもあるのですが、あまりにも遠慮がちにいうと
「本当にやって欲しいのかわからない!」と思われる気がします…
そう、どちらなのかわからないのよ、日本人の私でもそう思うの。「〜してください!」と言ってくれた方がはっきりわかって嬉しい。私がしたくない事、できない事はどんなに頼まれてもしないから、遠慮しないで頼み事をして欲しい。
そのように多くのドイツ人も思っている気がします。
言いたいことははっきりとわかりやすく、そして遠慮せず。余計なことは言わない!

そういう私がこのブログで余計なことを書きまくっている気がするわ…(汗)

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