(いや、悪口を言うかもしれない…)
実は頭の中は今度の一時帰国のことで頭がいっぱいで、先日も「空港」に関する記事をアップしました。
その後、自分のブログの過去記事をチェックしていて

そういえば、この記事の最後に
“今回はデュッセルドルフの空港の地上係員に親切にしていただいたので、「ここの空港は悪くないよ!」と一言添えておきます。”
と書いておいたのに、何を親切にしていただいたかを書いていないな〜
今回はこの、誰のトクにもならないであろう私のデュッセルドルフ空港での小さな経験を紹介します。
あれからもう2年もたちましたが…
それは私の勘違いから始まった!

大腿骨と上腕を骨折した年の暮れの一時帰国です。その時のフライトはデュッセルドルフからフランクフルトを経由して羽田でした。
デュッセルドルフ空港の搭乗口でフランクフルト行きのフライトを待っている時、
「Frau –er!」(人名はここでは仮名です)
と呼ぶ声が聞こえたのです。それは空港の地上係員が車椅子などを必要とするお客さんを呼んでいるところでした。
その時、私はフランクフルトから羽田のフライトでは「お手伝いを必要とするお客様」を申し込んでいました。
「え?デュッセルドルフからもお手伝いをしてもらえるの?」(デュッセルドルフからフランクフルトのフライトは申し込んでいない←申込の仕方がわからなかった)と思った私、てっきり自分が呼ばれたのだと思って
「Ja~!(はい!)」と返事をしてしまったのです。
その直後に気がついたのです。あれ?私、一時帰国の時は日本名(ドイツでは夫の苗字で届出をしている)でフライトチケットを購入しているのに、ドイツ名で呼ばれるわけ、ないじゃん!
クラッチ杖を持っていた私、地上係員の方も私がその探している足の不自由な客だと信じて疑わず、
「こちらにどうぞ!」と案内してくれて、「Müller(ミュラー)さんですよね」
「いえ、あの、私、「Meyer(マイヤー)なのですけど…」
「あ……でも一緒に車に乗りますか?」
なんと、私はうっかり自分が呼ばれたと思って名乗り出て(私のドイツ名と似ていた)、車椅子ユーザーの3人の方と一緒に飛行機まで専用の車に乗ることになったのです。
(一般の客はバスで飛行機まで行く)

車椅子専用の車で運んでもらって助かった!
トラックのような車の後方にスロープがあって、ここから車椅子の人は車内へ。私は杖をついて歩いて車内へ。(車内には折り畳める椅子がありました)
途中で靴紐が解けてしまってドイツ人の係員の方が結んでくださったけれど、ドイツ人恒例「縦結び」。でも自分で結べないので感謝です。縦結びなのは愛嬌ということで。
私以外は車椅子の方ばかりなので、遠慮しておけばよかったかな?と思ったけれど、このトラックのような専用車に乗れて助かりました。
飛行機の機内へはボーディングブリッジではなく、タラップ(階段)。しかも早朝のマイナス6度よ。足が弱っていて階段を登ること自体が大変だったし、階段の床は凍って滑りそうだったし。
私の乗った専用車(名前がわからない)は飛行機の一般の搭乗口とは反対側のドアのところに止まり、荷台のようなところが上昇してボーディングブリッジのようになり、スムーズにバリアフリーで機内に入れました。
ああ、ありがとう、私をあの車に乗せてくれて!
本当に助かりました。だからデュッセルドルフ空港の地上職員さんの悪口は言わない!
その時のフライトでフランクフルトに到着した時の動画がこれです。
フランクフルトは雪だったなあ。

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