最近、やたらと人生を振り返ることが多くなったshirousagiです。
自分自身がシニア世代の入り口に立っていて、70代、80代の友人とよく会っているからかな。
そんなシニアな気分の私、本日は庭仕事をしながらAudibleで和田秀樹さんが書かれたこの本を聴いていました。
ここで、「私ってラッキーかも!」と思ったわけですよ〜理由はどうであれ、自分はラッキーな人間なんだと思えればそれだけでも人生は楽しいけど?
晩年が幸せならその人の人生は幸せだった
著者の和田秀樹さんは
「晩年が幸せならその人の人生は幸せだったと考えている」そうです。
生活レベルだって上がるのは嬉しいけれど、下がるのは頭で考えるより辛い!(経験者は語る)
幸せだって、最後に幸せを感じられると充実した気持ちであの世に逝けるかもね。
今を幸せだと感じるか、不幸と感じるかは
今を幸せだと感じるか不幸と思うかは、過去との差をどう考えるかによって違ってくると思うのです。
過去が恵まれていた人はどうしても引き算で考えがちです。それゆえに今を不幸だと思ってしまう。反対に恵まれなかった人は今はあれもある、これもあると足し算で考えて幸せに生きられる。
その点では昭和生まれな私はラッキーなわけです。って、ここで述べると今の若い人たちに申し訳ない気がするけれど。
なんといっても、私が生まれたのはまだ「1ドル=360円」(しかも固定)の時代。
余談だけど、1ドル=360円を知っているのは小学校に入った時にもらった「ジャポニカ学習帳」の表紙裏に書いてあったんです。
まだまだ海外旅行は夢の世界のお話だった時代。トイレだってウォッシュレットどころか、和式だったし。
私は音楽を勉強したので「実家は裕福だったんでしょ?」と勘違いされるけれど、あの当時は音楽を勉強したくても家が貧乏という人は結構いて、お金がなくても音楽教師くらいならなれる時代だったんです。
(今は教師になっても奨学金の返済義務があるのだそうですね。私の時代には「教師になれば返済免除」だったのでバンバン借りました。)
貧困家庭出身でも音楽を勉強できたし、ちょうど円高になったから海外にも行けた。
そしてなぜか海外に居残ってしまったけれど、日本での生活が今ほど便利なものではなかったから、ヨーロッパの生活にあまり不便を感じていない。
なんたって自分の中のスタンダードが低いのよ。あまりにも低すぎて、「どうやってもこれから今より良い生活ができるはずじゃん!」なわけなのです。
ううっ!私もこれからの人生で「逆転」できるかも〜!(って、人生は競争するものではないけれど)
和田秀樹さんの著書は続けて2冊読んだ(聴いた)ので、内容には重複していたところもあったけれど、こちらも老後のことをあまり心配しなくてもいいかな〜と思える本でした。
何はともあれ、好きなものを食べて、好きなことをして、楽しく人生を終えたい!

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