2月といえば、もうすぐバレンタインデー。
というわけでもないけれど、最近、日本で売られているチョコレートって美味しいですよね。とても美味しいですよね。夏でも美味しいチョコが売られていますよね?
なので私はちょっと困っています。
その昔はドイツのチョコレートはスーパーの安売りの物でも美味しかった
あまり美味しいもののないドイツですが、チョコレートだけは特別。
安くて美味しい!ディスカウントスーパーで売られている100g100円以下の板チョコだって日本のものより美味しいなあ、と思っていたんです。
実際、ユーハイムのフランクフルト店に勤務していた押尾愛子さんの本にはこう書かれています。
日本で夏でも売られているチョコレートは、大半がチョコレートに他の油脂を添加して、気温が高くなっても溶けないようにした、あまりおいしくないチョコレートだ
この本が書かれたのは1986年。著者の押尾愛子さんがドイツに滞在されたのは1980年までの3年間。
私がドイツに住むようになったのはそれより後だけど、30年くらい前に日本に帰国してチョコレートを食べてもドイツのチョコレートの方が美味しいなあ、と思っていたんです。
当時のガイドブックの「おすすめのお土産」でも「スイスやドイツのチョコレートは安いものでも美味しい」と書いてあったのです。
流石に真夏の日本へのお土産にはチョコレートは使えなかったけれど、夏以外の時のお土産ならチョコレート一択!と思っていたんです。
なのに、ふと気がつくと、夏でも日本のチョコレートが美味しい!
ドイツのチョコレートは質が落ちた?
その逆に、ドイツのチョコレートは質が落ちた気がします。
あのリラ(ライラック)色のパッケージでお馴染みの「ミルカMilka」は、スーパーで売っているチョコレートの中では割とお値段が高めで、とても美味しかったのです。当時は本当に高かった(もっと安いチョコレートがあった)ので自分では買ったことがなかったけれど。
って、25年くらい前までの話かなあ?
ユーロになった頃から、食品関係の法律の影響だと思うけれど、チョコレートに関する規則がゆるくなったのか?ミルカのチョコレートが「単に甘いだけ」のチョコレートに成り下がってしまった気がします。(証拠はない)

今や数え切れないほどの色々なバリエーションを売っているMilkaの板チョコ(以前は種類も少なかった)
あの、憧れだった「リラ色の牛」のマークのミルカ。高かったから買えなくて、憧れていたミルカ。
今はこの私でも買えるようになったけれどね。(他のメーカーのチョコレートも高くなったから〜)
質が落ちた気がするのはミルカだけではないのです。ミルカの名前をあげたけれど、ミルカが悪いわけではない。それまで本当に美味しいチョコレートだったから、味が落ちた気がしてショックだったというわけ。
せっかく「ドイツのチョコは美味しい」だったのに、今はチョコレートすら日本へのドイツ土産に使えない。

アイキャッチ写真のチョコレート(プラリネ)はハイネマンのもので、これは今でも美味しいよ〜!
本日のおやつ
それはこれ。
ミルカのチョコレートに不満を持ちつつ、ミルカのチョコレート菓子を食べた私よ。

大昔にはなかった(ミルカは板チョコだけだった)のに、最近はミルカもクッキーやらミニケーキやら作っていて、これがよく「特売」になるのだわ。
こちらのCAKEはチョコレートクリームとチョコチップが入っていて美味しくいただきました。
…本当はドライブ時のお菓子として買っておいたものだったんだけどねえ、自宅で食べちゃった!

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