以前、夫が知人から金銭的被害を受けて、裁判に持って行ったことを書いたことがありますが…
実はこの問題、「だからあの人と付き合うのを辞めてって言ったじゃん!」と私は内心激怒していたんです💢
簡単にいえば、知人に搾取されていた。なのに夫はその人との付き合いを辞めなかった。
そのような「搾取されるだけなのに、この人との関係をやめようとしない」問題をいまだに夫は持ってるのですが、そんなある日、(夫の問題は全く考えずに)この本がお勧めに出てきたので読んだ(実際には聴いた)のです。
搾取してくるような人が集まってしまうのは…
著者の加藤諦三さんによると
自分に失望していると周囲の人から評価されたい。そこで体裁を構いすぎる。人から悪く思われたくないために表面的に立派そうに振る舞う。
こう言った表面的に立派そうに振る舞い、他人から悪く思われないように振る舞っていると嵌めてやろうという人が集まってきて搾取される。
なのに、その「人に悪く思われたくない」という気持ちを捨てることが出来なくて捨てられない。
捨てられないから、また「搾取してやろう」と思う人が集まってくる…
そういう出来事(搾取された、利用されたという)があると、また自分に失望してしまい、周囲の人から評価されたいと思い、体裁を構いすぎる。そしてまた搾取しようとしている人を集めてしまい、搾取される。
負のループですね。
「100年経てばみんな死んでいる」
嫌いな人から好かれようとしなくても良い。100年経てばみんな死んでいるのだから。
確かに100年経てば自分もいないけれど他人もいないわけですよ。なのに「この人との関係をやめたら頼れる人がいなくなる」とでも思っているのか?「新しい人間関係を構築するのは面倒だ」と思っているのか?
いつかは皆、いなくなる!
…と言う私も「嫌だ!」と思う人の前で「良い子のふり」をするのはやめるべきだなあ。
デュッセルドルフの日本人社会は狭いのが欠点だけど(だから辞めにくい)

とはいえ、搾取されるくらいだったらひとりぼっちの方が良いかもね
この本が「Audible」のおすすめに出てきたのは、多分私が最近「片付け」に関する本を聴いたから。
「捨てる」というワードで流れてきたようで、これをダウンロードして聴いたのも実は「捨てる」がキーワードになっていたから。
人生でモノ以外で捨てる話はよく耳にするから「どうせまた人間関係を捨てろとか、嫌だと思うことはするな、とかそう言った本だろう。聞き飽きた」と思いながら、それでも聴いていて…
時々心にグサッときました。もっと自分を知って、自分の人生に不必要なものは手放して、残り少ない人生を楽しむべきなのだろうなあ…
今日の片付け
こちらは「モノ」で捨てたものです。

とても小さな陶器でできた壁かけ。
70歳の友人が家の中をせっせと片付けていて、私が使えそうなものを色々くれたことがありました。
この壁掛けはそんな彼女の断捨離手放しグッズの1つ。当時、我が家のキッチンには似たような柄のモノがあったので、「ちょうどいい!」と思ってありがたくいただいて壁にかけていました。
が、私の好みが変わって壁には別のものを飾りたくなったので、これは手放しましたよ。
もっとシンプルに、でも必要なものは周りに置いて生活したい!

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