数日前まで、万博のイギリス館のアフタヌーンティーが話題になり、その後しばらく「アフタヌーンティー」の写真を目にすることが多かったのですが、それを見ているうちに思い出したのが、1年ほど前に読んだこの本のことです。
それは
椹野 道流さんの祖母姫、ロンドンへ行く!
noteにその時に思ったことを書いています。

この祖母姫、アフタヌーンティーを経験しているのですが、それを読んで、さら思い出したのは私のとあるレストランでの経験でした。
高級ホテルでのアフタヌーンティーを経験した祖母姫
この「祖母姫、ロンドンに行く!」で書かれているロンドンはおそらく20年くらい、またはそれ以上前。
まだ日本のデパートがロンドン進出をしていて華やかりし頃のことですが、この本はそんな時代に5つ星ホテルに宿泊して、ロンドン観光を楽しむおばあさんの案内、世話係として著者が同行した時の旅行記です。
その中にはアフタヌーンティーを楽しむ様子も描かれています。
が、そのホテルのアフタヌーンティー、あの3段のスタンドはなく、食事はサンドイッチから順番にお皿に配られて、食べ終わると次を配ってくれるスタイルだったそう。
その理由はスタンドで一度に全てをテーブルに出すと、食べている途中で食事が冷める、鮮度が落ちるからだそう。
これはわかる。できたてが美味しい食べ物ってありますよね〜熱々のスコーンを食べたいですよね。
で、まずはサンドイッチが出てくるのですが、それがボリュームたっぷり。しかも給仕が「おかわりはいかがですか?」とやってくる。
美味しいサンドイッチを食べたいだけ食べたら、次にやってきたスコーンも大きく、そしてケーキもビッグサイズで困った、とか。
とあるホテルのレストランで
これを読んだ時に私が思い出したのは、もうかれこれ30年以上前の出来事。
その日は特別な日だったので、夫婦でレストランで食事をすることになりました。
夫が会社の同僚におすすめのレストランを聞いて、その街では有名なホテルのレストランを予約。
楽しみに出かけると、ディナーコースに出てきたのは典型的なドイツ料理。サラダ、シュニッツェルにフライドポテト、付け合わせの温野菜。
は、いいとして、その一品一品の量が
とても多くて食べきれない!(しかも大量に同じもので飽きてしまう)
町の普通のレストランで食事をしても、「日本人には多すぎるフライドポテト」がお皿にのっていて苦労する、という話も聞くけれど、(庶民的なお店のフライドポテトの量は私はクリアできた)
あの、ホテルのフライドポテト(以外の食事も量が多すぎた)の量は一体なんだったんだ?
大量に芋を食わせればお客は喜ぶ、と思ったのだろうか???
ドイツ人にはあれだけ大量なのが嬉しいのだろうか??
この本、とても面白かったです。祖母姫のような旅をすることに憧れる私にはちょっぴり羨ましくて、そして、若い著者の冒険のような行動にハラハラさせられました。
しかし、あの著者のような行動(夜に街に出かける)って、今のロンドンでも大丈夫かな?

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