どこからか、欧米(この主語は大きすぎる!)では夫も家事をする、夫婦で家事を折半している、という話が流れてきました。
以前、男性が家事をするか、といった国別のグラフも見たことがある気がします。
女性の目から見る、こう言った「欧米の男性は素敵だ」とか「欧米の人と結婚したい」といった話題を見ると、どうしても
信じるな、やめておけ!
と言いたくなってしまいます。
そうです、言われるほどには欧米の男性は家事をしません。残念ながら。
私が国際結婚をしていることをあまり言わない理由
何を隠そう、隠していないけれど、私の夫はドイツ人です。
でもって、私はドイツに住んでいます。
でも、実は私はこれを公表するのが好きではないのです。
たまたま結婚適齢期にドイツに住んでいて、プロポーズされてもどうするか悩んでいるうちにいつの間にか結婚してしまったこの私ですが、その後、日本に帰るたびに
「羨ましい」と言われ続けたのです。
(どこが羨ましいんだ〜💢私は日本で平穏に暮らしている人が羨ましい!)
これが私が在ドイツだとか夫はドイツ人だとか言いたくない理由です。
「いいわね〜」(何がいいのかわからない)
「旦那さんは優しいでしょう?」(欧米人が優しいとは限らない、実際に優しくない人は多い)
「旦那さんがお手伝いしてくれるでしょう?」(してくれない!!)
欧米人だからって家事をしない人は多いよ
何を隠そう、(また出た!)
夫は家事をほとんどしません。それどころか、私の家事仕事を増やしてくれます。
- 料理=たまにしてくれるけれど、上手ではない(褒めておくけれど)料理をしても後片付けはしない
- 掃除=滅多にしない。頼んだらする程度
- 片付け=ものを使ったら放置。元に戻さない(ので私の仕事が増える)
- アイロンがけ=これはしてくれるけれど、動画を見ながらしているので、アイロン本体に焦げがつく(何度アイロン本体のクリーニングをさせられたか)
- 買い物=私が車の運転ができなかった時に付き合ってくれたけれど、キレた(買い物嫌い)
私が一時帰国のたびに留守番をする夫は「洗濯機の使い方がわからない」と嘆き、私がドイツに戻ると家中埃だらけ。
はあ…
これは私の夫限定ではありません。
そりゃ、家事をする旦那さんもいますよ。生徒さんのお父さん、私が出張レッスンに行くと大抵夕食を作っていました。(暖かい夕食〜!)
その方の奥さん(生徒のお母さん)はお医者さんでしたが。
国民、皆仕事をする共産主義国家だった東ドイツで聞いた話
その昔、ドイツが東西に分かれていた時、東ドイツは共産主義国でした。
労働者バンザイ、国民は皆労働者。どの家庭も共働きでした。
就業時間が男女によって違ったのか?それは私はわからないのですが、共働きなのに多くの家庭で
家事は女性がメインでやっていた
のです。それを知った時「ゆるせ〜ん!」と思ったのを覚えています。
まあ、私が住んでいた国ではなかったから、無関係といえばそれまでですが。

家事(特に料理)に求められるレベルも日本は高いから。
ドイツ人だったら「夕食を作った」はパンとハムをテーブルに並べるだけよ。
これなら男性だってするでしょ??

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