DB(ドイツ鉄道)が全くアテにならないので移動には車を使っているshirousagiです。
が!行き先によっては公共交通を利用した方が便利なところもあるのですよ。駐車料金が高い、駐車場があまりない、そして道路がカオスである、というところへ行く場合はわたしも公共交通を利用します。
公共交通といえば、2023年から売り出されている「Deutschland-Ticket」(ドイチュラントチケット)。
2025年の現在は月58ユーロでドイツ全土のローカル線、バス、地下鉄、トラムなどの公共交通乗り放題チケットです。
公共交通をよく利用する人にとってはとてもお得な「Deutschland-Ticket」なのですが、ドイツでもNRW州に住んでいて、移動はほとんどNRW州内、という方には
eezy-Ticket (eezy.nrw)
がお得です。先日、わたしもこれを利用してみました。
eezy-Ticket(eezy.nrw)って何?
デジタルのチケットです。
アプリにアカウント登録をして、公共交通に乗車する時に「Check-In」ボタンをタップ、下車する時に「Check-Out」ボタンをタップすると、利用区間の距離から料金が精算されます。
支払い方法はアカウントに登録したクレジットカード(PayPal可)など。
Deutschland-Ticketよりeezy-Ticketの方が良い点
それはeezy-Ticketはサブスクではない、ということです。
公共交通を利用した分だけ支払います。で、1ヶ月で58ユーロを超えるとそれ以上はどれだけ乗っても無料。実質、Deutschland-Ticketより高くなることはないのです。
しかもサブスクではないから、利用しなかった月には支払う必要はゼロ。
わたしなんて公共交通を利用するのは不定期だから、「今月はアーヘンに行くかな?ケルンに行くかな?」って考えながらDeutschland-Ticketを契約するか解約するか決めたけれど、eezyならその必要がない。
「58ユーロ以上乗らないと損だ!」と躍起になって元を取ろうをする必要もない。
たくさん乗ったら「しまった!Deutschland-Ticketにすればよかった!」と後悔することもない。
便利!
eezy-Ticketのデメリット
スマホがないと利用できません。ってもうスマホがないと生活が不自由ですよね。
しかも「位置情報」をオンにしておく必要があるので、電池の減りが早いのと、スマホの電池切れになると使えません。

あとは…
ドイツのITを信じていないから、トラブルがないことを祈る
利用の仕方
お住まいの地域の交通機関のアプリをダウンロード(デュッセルドルフならVRR)
このアプリからeezyのアカウントを作ることが出来ます。

交通機関に乗る時にCheck-Inボタンをタップ。するとQRコードのチケットが出るので、切符のコントロールがある時はそれを見せます。
目的地についたらCheck-Outをタップ。
今日はデュッセルドルフ市内のトラムを利用して、普通のチケットなら3.60ユーロのところ、今回eezyで2.89ユーロでした。
場合によっては普通のチケットの方が安くなることもあるらしいですが、eezyの方にして大損ということはないはず。
ただ、ネットがねえ…

にほんブログ村
コメント