昭和生まれ、昭和育ちなアラカンのshirousagiでございます。
もう1か月ほど前になりましたが、TV「マツコ&有吉かりそめ天国」で「昔はやっていたけれど最近やらなくなったこと」として「レストランでライスをフォークに乗せて食べる」について話されていました。(2025年5月20日放送)
懐かしいなあ〜と思ったのは私だけではないはず!
私の「ナイフとフォークでの食事」デビュー
今や日本の家庭でもナイフとフォークで食事、ということがあると思います。少なくともレストランではありますよね。

意識しなかったけれど、日本でレストランで洋食を食べる時に普通にナイフとフォークが出されている気がするわ
ところが、わたしが子供の頃は家では箸。シチューやカレーライスの時にスプーンを使っていたくらいかな。
レストランだとナイフとフォークを使う場所はすでに多くあったかもしれません。なにしろ田舎育ちで、あまり裕福な家庭ではなかったので、外食といえば「デパートのファミレス」だったから。しかもお子様ランチ卒業あたりで外食する機会がほとんどなくなったのです。
そんなわたしがライスをナイフとフォークを使って食べることをしたのは、小学6年生の時の修学旅行でした。
修学旅行の昼食で先生の引率で入ったのはレストラン。大きなホールに並んだテーブルには平たい皿(今ならおしゃれに「プレート」と言うのだろう)が1人につき2枚並んでいて、そのうちの小さなお皿の方にはライスがのっていたのです。
「お皿にご飯?」
しかもテーブルにはナイフとフォークしかない。
「どうやってライスを食べるのだろう??」
キョロキョロと見回して、他の子がどのようにして食べるのかを観察して、それを真似ました。
そう、ナイフを使ってフォークの背にライスを乗せて食べたのです。
それから10年間、ライスをフォークの背にのせていた
と言っても、ナイフとフォークを使ってライスを食べる機会は滅多になかったので、10年とはいっても、実際にフォークの背にライスを乗せて食べたのはほんの数回かな。
学生時代に生まれて初めてドイツに来て、ドイツ人家庭にホームスティをした時。ランチはお世話になった家族と一緒に食べていました。
唯一の「調理をした暖かい食事」のランチ。まだあまりカトラリーの使い方に馴染んでいなかったわたしは、毎回食事の度にホストファミリーがどのようにナイフやフォークを使って食事をするのかせっせと観察して真似ました。
ここで初めてライスをフォークの背ではない方(腹)に乗せて食べることを習い、それ以降はずっとそう。
その後、日本でもフォークは背ではない方でライスをすくって食べるのがマナーだと言われはじめましたよね。
「フォークの背にのせる」は日本独特だったと耳にしていましたが、ネットで調べていたら「イギリスでは背でも腹でもよい」という説を見つけました。
そうなのかな?まあ、どちらでもいいけれど。
本日の夕食
カトラリーの話をした本日の夕食は…これよ。なにしろわたしおひとりさまだったから〜

- ライ麦パン
- ゆで卵
- ハンバーグ
- 人参とりんごのサラダ
- キャベツのサラダ
全て前日の残り物です!

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