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60代の私がやめたこと

色々思ったこと
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60歳になって、人生の終了を意識するようになりました。

すると「頑張って無理してしなくても、やるのをやめる方が良いかも」と思うようになりました。今回は私がするのをやめたことを紹介します。

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60代の私がやめたこと

50代までは仕事も家事も頑張ろう、と必死になっていましたが、気がつくともう60代。

どう考えても残りの時間はそれほど多くはありません。余計な心配をしたり、楽しむことを忘れて働かなくても、人生をもっと楽しもう、と思うようになりました。

一人ぼっちになったらどうしようと不安になること

海外に住んでいる私はよく「ひとりぼっちになったらどうしよう」と思ってしまいます。

ドイツ人の知り合い、一応「友達」と言える人はいるけれど、それでも心から通じあっているかというと実に疑問が残ります。(その理由のほとんどは言語や根本的な思想の違いから)

最近は健康上の理由からあまり外出をしなくなりました。友人を訪問することも減り、趣味のサークルの参加も減りました。

ここで不安に思ったのが「外出しないでいると友人、知人が減って、一人ぼっちになるかも」ということ。

でも、家族だっていつまでいるかわからない(離別、死別などありえる)。友人だっていざという時に本当に助けてくれるのか、私のところに来てくれるのかわからない。

なのに、ただ友人がいないと怖いという不安のために無理して外出しなくても良いのでは?

そう思うようになりました。

2年前に亡くなった年上の友人はいつも「あなた以外に私に電話をしてくる人はいない」と言っていましたが、全く寂しそうでもなく、最後まで人生を楽しんていたよう。

会いたい人には会いに行く、行きたいところには行くけれど、単に「1人になるのが怖いから我慢して外出する、我慢してパーティーに行く」のはやめました。

「人生最後で1人ぼっちでもいいや〜」と覚悟を決めると、かえって不安がなくなって「行きたい時、行きたいところには行く、行きたくないところには行かない!」と決心。

我慢してまで人と付き合うほど私の人生はもう長くない。

時間が許す限り働くこと

ピアノ講師としてはフリーで働いているので、自分の時間が許す限り、多くの生徒を教えていました。

ランチを食べる時間もそこそこに12時くらいから20時くらいまでひたすらレッスン。

休憩時間を取るのがもったいない、と働きづくめでした。(全く…日本人のDNAだわ)

生徒の数が増えれば増えるほど収入は増えるので、とにかく働きました。

が、体の故障をきっかけに、仕事は「無理なくできる範囲」に。

レッスン依頼が来ても、遠方で出張レッスンは断ることにしました。おかげで「節約」な日々でもありますが、物欲も特になし。1年に1回くらい旅行できれば良いので、その旅行のために体を大事にすることを一番にしています。

スケジュールには余白をたっぷりと入れています。

マルチタスク

時は金なり、と考えていた私は仕事の量が多かったのもあって、マルチタスクで生きていました。

料理をする時でも何か他のことを一緒にしないと「時間がもったいない」と思っていました。

でも一度に2つ以上のことをすると疲れがひどい上、実は効率が悪い。人間はマルチタスクはできない、とも言われますよね。

最近は料理中に音楽を聴くということすらやらないこともあります。料理をしながら音楽を聴くくらいはマルチタスクに入らない気がしますが、何も聞かずに集中して料理する方が楽しい、何かを聴きながら料理をすると辛い、と思うこともあるようになりました。

天ぷらなどの揚げ物

これは一度このブログで書いたのですが、揚げ物、天ぷらをすることをやめました。料理好きならともかく、それほど料理が好きではない私には揚げ物をするのは負担が大きいからです。

大量に油を使う作業をすると油の処理、キッチンの汚れ、料理にかかる時間や手間を考えて、「自分でしなくてもいいかな」と思うようになりました。

ありがたいことにデュッセルドルフに住んでいると、どうしても天ぷらを食べたい時は食べることができるので、手間のかかる料理はしません。

(ドイツには手間のかかる料理はしない、という人が結構多い気がする…)

「これはするべきだ」と自分に言い聞かせたこと、「やる方が良い人間だ」と思い込んでいたことがあります。我慢をしてまでやってきたことは、人生の終わりが見えてきた今は手放して良いかと思うようになりました。

自分の得意なこと、やりたいことのために「あまり得意ではないこと」は手放していきたいと思っています。

この「やめたこと」リストはこれからも増えていきそうです。

やりたいことをするために。

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