最近、海外に移住をしたいと言う日本人の意見を目にすることが多くて、ちょっとびっくりしています。
その中で、「幸福度が世界一のフィンランドに移住したい」と言う意見を読んで、この記事を書きました。
人間は一人一人違うので、同じ日本人でもフィンランドに住んで幸福であると言う人もいるでしょう。
ですが、単純に「フィンランド=幸福度が世界一=フィンランドに住めば幸福になれる」とは思わないで欲しいと思っています。
前回の記事にもどうして日本人がフィンランドに移住しても幸福になれないか、その理由を書きました。が、今回はあと3つの理由を書きたいと思います。(3つ目はどうでもいい内容だけど)
この3つはドイツでも当てはまります。そしてドイツに移住して「幸福だ」と思う人は少ない気がしています。
幸福度世界一と言われるフィンランド
私は最近冬がとても苦手になったので、フィンランドに住みたいとは思いませんが、フィンランドは
世界幸福度ランキングで8年連続の1位
なのだそうです。
フィンランドは空港しか知らない私ですが、なんとなく幸福度が1位だと言うのには「そうだろうな」と思います。
だけど日本人がフィンランドに住んでも幸福にはなれないと思うのです。
その理由として言語の問題、そして幸福度と言うものは主観的で、日本人は何かと自国、自分の持っているものには不満を持っていると言うことを挙げました。
今回は具体的な理由でフィンランドに移住しても幸福にはなれない些細な理由を3つ挙げます。
1. 自然が多い=余暇は自然を楽しむ
自然に恵まれていて湖や森にアクセスしやすいと言うのが幸福度1位の理由の一つだそうです。
フィンランドの写真を見ても、深い緑色の森に湖。綺麗ですよね。
フィンランドの人は余暇は自然たっぷりのところに出かけてのんびりと過ごす。これ、ドイツでも同じです。
確かに自然に囲まれるとストレス解消になり、本当に良いと思います。
が、多くの日本人にとっては週末はショッピングを楽しみたい日ではありませんか?
フィンランドはお店の営業時間は週末は短い、また、日曜日は閉店しているところが多いとか。(ドイツも同じ)
観光地のデパートなどは日曜日でも営業しているそうですが、住むとなると話は変わります。
ショッピング大好き、可愛いもの大好きな日本人には不満が溜まるかも。(そう言った日本人の声をドイツでよく耳にします)
2. 冬が長い
これもドイツも同じですが、フィンランドはもっと北に位置するので、在独邦人が抱えているよりも問題が大きいのではないかと思います。
冬が長い、これだけだと「暑い夏は嫌だから冬が長くても良い」と思われるかもしれませんが、太陽が姿を見せている時間が短くなると鬱になりやすくなります。ビタミンD不足になります。

フィンランドはオーロラが見れるだけマシかもしれないけれど?
冬が長いと言うのは意外と精神的に辛いものです。
私も若い頃は全く気にならなかったのに、50代をすぎてからドイツの冬が嫌になりました。

まだ8月なのに、すでに冬が来ることが嫌でたまらなくなっている…
3. 国民的なお菓子・サルミアッキ
サルミアッキとはこれ。
リコリス(甘草)の根から抽出された成分を使った黒いキャンディやグミで、塩化アンモニウムが加えられていて、その香りや味が苦手な日本人が多いです。

私は平気だけど…
ドイツでも「ラクリッツ」グミとして多種売られていて人気です。
この、日本人に不評のお菓子がフィンランドの国民的なお菓子なのよ。頻繁に目にすると思う。(ドイツではとてもよく見かけるし、この黒いラクリッツがついたグミ専門店まである)
食べ物が口に合わない、と言うことはよくある話なので…
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