チョコレートといえば、最近のカカオ不足により値段が高騰しているものの1つですよね。
でもドイツ人はチョコレートが大好き!
そんなドイツ人ですら、最近のチョコレートの値上げに悲鳴をあげて「もうチョコレートを買うのはやめた!」という人も続出中。
私もその1人です。あれほどチョコレートを食べていたのに、ここ数ヶ月、全くと言っていいほどチョコを買っていません。
Milkaのステルス値上げ
チョコレート大好きなドイツ庶民に一番愛されているチョコといえばMilka(ミルカ)。
ライラック色の牛が目印のMilka。昔から頻繁にTV-CMにも流れていました。
このミルカ、昔から板チョコといえばミルカと言われるくらい有名なのです。
で、板チョコといえば、ドイツは昔から「1枚100g」だったのに…ミルカの板チョコ1枚が90gになっていたのです。
100gから90g。
しかも値上げ!
大手スーパーの通常価格ではミルカの板チョコは
- 1枚100gで1.49ユーロ だったものが
- 1枚90gで1.99ユーロ(現在のレートで約340円)

カカオ不足で値上げを余儀なくされているのはわかるけれど
これまで長年、板チョコは1枚100gだったから、今でも100gだと思って買ってしまうよね
消費者団体がミルカを訴える
インフレの激しくなった2022年頃からいわゆるステルス値上げが頻繁に起こるようになりました。
あのハリボーもパッケージが小さくなっています。
で、今回のミルカの板チョコ問題、ハンブルクの消費者保護団体がミルカ製造販売会社(モンデリーズ)を提訴したのですって。

消費者は従来通りの100gだろうと思って板チョコを買うだろう。
なのに90gに減らされているなんて詐欺だ〜!というわけで
このミルカの板チョコ、消費者団体Foodwatchによる「Goldener Windbeutel」賞(直訳:金色のシュークリーム)を受賞したとか
「今年最も露骨な広告の嘘」と評価されてしまいました。
太り過ぎなドイツ人にはこのステルス値上げは歓迎すべき!?
おかげさまで、チョコレートの大幅値上げ(約50%)によって、チョコレート依存だった私はチョコレートから離れることができました。
最近のドイツ人は太り過ぎ、運動不足、糖分の取りすぎが問題になっています。
値上げは悲しいけれど、板チョコ1枚の大きさを変えずに値上げするより、1枚の大きさを小さくしたのは良いことかも!?

チョコ100gで味わった満足感を今は90gで味わえる!
10g減らしても、同じ「チョコレートを1枚食べた」よ
ハリボーのグミも1袋の量が多すぎた。チョコレートも1枚の量を減らして、自然にお菓子の食べ過ぎを防げるなら、このステル値上げは歓迎すべきかも??
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