移民問題で荒れているドイツです。
この頃、ネットで外国人が違反をしたのに「ニホンゴワカラナイ」で無罪になっているとか、交通違反をしても「知りませんでした」で無罪になっているという話をよく目にします。
この話を聞くたびに

なぜ無罪?
おかしいじゃん💢
そう思う在外邦人である私の小さな経験談をお話します。
それはまだ、今のように移民が多くなかった、まだまだ平和だった時代の話です。
「ドイツの免許証を持ってドイツで運転しているんだから」
車社会のドイツです。私は毎日のように車を運転しています。
私の住んでいるところは田舎なのですが…
自宅近くの交差点で、私が左折するところに「一旦停止」の標識があるところがあります。
その場所は見通しが悪いので、本当に一旦停止しないと左右から車が来ていても気が付かない場所です。
とはいえ、田舎です。それほど交通量は多くありません。
で、私、その交差点は毎回ちゃんと一旦停止して左右の確認をしてから左折していたのです。
が、その日は私の前の車が一旦停止した時に私も停止したので、そのあと、前の車に続いて左折しちゃったのです。
…と、左折先には警察官が👮!
「止まって!一旦停止しなかったね!道路交通法違反!」
そして私の顔を見て
「ドイツで運転しているのだからドイツの道路標識を守らないとダメ!STOPの意味はわかっているはずだよね」
そう言われたのです。
はい、一旦停止だと知っていました。停止線より前で一旦停止したからいいや〜と軽はずみな運転をした私が100%悪いので、何の反論もせず、罰金を受け入れました。(点数はなかった)
で、「ドイツの標識の意味がわからない場合は運転させない!」といった圧を感じました。(このようには言われなかったけれど)

当たり前だけど、
「ドイツの道路交通法を知らなかったという言い訳は通用しない」
その日以来、「ドイツ語がわかりませんでした」という言い訳は絶対に通用しないと思って生きているんです。
なのに、なぜ日本では「知りませんでした」「ニホンゴワカラナイ」で無罪なの??💢

ちゃんとドイツの法律を守って生活しているけれど、たまに「何かの間違いで犯罪を犯したと思われたら、ドイツ語でちゃんと正しく言えるかな?」と不安になることがあるというのに。だからちゃんとドイツ語を勉強しているのに
なぜ日本で外国人が「ニホンゴワカラナイ」と言えるのよ?💢
にほんブログ村
応援クリックをありがとうございます!



コメント