ドイツの食卓によく登るパンといえばBauernbrot(農民のパン)です。
そのパンはこれ。ちょうど日曜日にいただきました。

Bauernbrotとは
ライ麦粉と小麦粉をブレンドし、サワードウ(酸生地)を用いてじっくり発酵させて焼き上げてあるパン。
このライ麦が入っているパンなのですが、その昔「焼きたてのパンを食べたらお腹を壊すからダメ!」と言われていたんです。
焼きたてのパンを食べてはいけない!?
私がドイツに来たばかりの35年ほど前からの友人の女性。彼女は田舎暮らしで、叔母が近所でパン屋をしていたのだそうです。
その友人(今年90歳)は焼きたてのパンを手に入れるたびに

このパンはまだ焼きたてだから、明日まで食べたらダメだよ。
お腹を壊すよ
そう言っていたんです。
まだまだドイツのことは何もわからなかった私は、「白いパンとは違って、ライ麦のパンは焼きたては食べたら体に良くないのか」と思っていました。
20年くらい前にパンミックスを買ってパンを焼くことにハマっていたことがあるのです。
が、焼きたてのパンを目の前に、その友人の言葉を思い出して

せめてパンがしっかり冷めるまで食べるのは我慢!
そう思っていたんです。
どうして焼きたてのパンを食べてはいけなかった?
最近、焼きたてのパンを食べてはいけないとは聞かないなあ、と思い、調べると…
焼きたてのパンでも食べて良い!
とのこと。

え?だったらなぜ「焼きたてのパンは食べてはいけない」と言われたのかな?
どうして食べたらいけないと言われたのか、どうやら
- 食べ過ぎを防ぐため
- しっかり噛んで消化をよくするため
だったらしいです。
その昔、戦時中、戦後は穀物が不足。焼きたてのパンは美味しいから子供達は喜んで食べすぎることがある。貴重なパンを一度にたくさん食べてもらうと困るから、それを防ぐため。
そして、焼きたてのパンは水分をたくさん含んで柔らかいから、あまり噛まずに食べてしまい、胃の中で消化が大変になってしまうから。
なのですって。
ライ麦の入ったパンは長持ちするし、ドイツの気候だとすぐにパンにカビが生えることはないので長持ちするのです。貴重なパン!
食料不足ではなくなった現代のドイツでは、新鮮なパンを食べてもOK!(太り過ぎには気をつけて欲しいぞ!)

やっぱりパンは焼きたてが一番よね〜
特に小麦粉のパンだと。
焼きたてを食べても良い、とはいえ、ライ麦のパンはしっかり冷ましてからスライス。そうしないと、パンの粘り気が邪魔をするし、焼いてから1~2日たったパンの方が美味しいです。
にほんブログ村



コメント