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可哀想だと思う前に〜すぐに同情する日本人

色々思ったこと
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本日も主語をでっかく書きますが、説明しやすいように主語が大きいだけで、どこの国にも色々な人間がいるのは承知の上です。

ただ、それでも「日本人はこういう傾向があるなあ」と思うことあるわけで。

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ロマ族がたくさんいた

私がドイツに来たばかりの35年前は、ドイツにはまだ移民は少なく平和な時代でした。

そんな中で、ドイツに来てすぐに教わったのは「ジプシーの物乞いには気をつけて!」でした。

ジプシーという言葉は現在では差別用語として使われなくなり、「ロマ」と呼ばれます。感覚的にはここで「ジプシー」と書きたいのですが、この世の流れに沿って「ロマ」とします。

観光客が大勢集まりそうな大聖堂や駅付近でよく見かけました。

女性が赤ちゃんを抱えて「赤子がいるのに生活できない。恵んでくれ」と言った内容(らしい)が書かれた紙切れを見せて、物乞いをしてくるのです。

多くの場合、子供は自分の子供とは限らず、赤ちゃんを連れた方が同情されやすいから連れているだけで、実はベンツを乗り回し、結構贅沢な生活をしているので有名でした。

怪我をしているように見せかけている男性もいました。本当はお金に困っていない生活を送っているのです。

このロマの物乞いは語学学校で最初に教えられたので、大聖堂の入り口で紙切れを見せられても無視して通り過ぎていました。

が、その後、出会った日本人女性で

「赤ちゃんを抱いて可哀想だったからお金をあげた」という人に出会ったのです。2人ほど。

いや、2人なんて少ないでしょ、と思われるかもだけど、その当時、私はあまり日本人と付き合っていなかったのです。

日本人以外の人からは「ロマにお金をあげた」という話は私は聞いたことがなかったけれど、日本人から聞いた時、「良くも悪くも日本人らしいなあ」と思ったのです。

数少ない日本人女性(語学学校に通っていない人だった)に「可哀想だからお金をあげた」と言われ、「あの人たち、人を騙して物乞いをしているよ」ともいえず…今の自分なら「あれは人を騙しているよ」と言っただろうなあ。

可哀想だと同情するのを搾取する人がいる!

多分、私の年代(50〜60代)の女性に多い気がするのですが、日本が高度経済成長期に育ち、あまりこの世の闇に触れずに育った人だからか?(もし気分を害した人がいたらごめんなさい!)

日本で同世代の会った時、「あの人、1人ではるばる遠い国からやってきて、頑張って働いているのね〜すごいわ〜」という話を時々耳にするようになりました。

そして、苦労しているように見えるとすぐに助けようとする、同情する人も目にするようになりました。

いや、私だって1人で遠いドイツに行って頑張っているが?誰も助けてくれないよ?という事実はさておき、こう言ったことをドイツでドイツ人に言われたことは私はありません。

本当に大変な目にあっている人がいれば助けられる場合は助けたいと思いますよ。

だけど、なんとなく、日本ではすぐに「可哀想!」と思っている人が多い気がするのがとても気になります。

世の中、「可哀想!」と同情する人を搾取する人は多いから。優しい心を踏みにじる人、だます人は多いから。

残念だけど。(海外に住むと色々と鍛えられるわ…)

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