大昔の、まだ私が日本で大学生をしていた頃。
ドイツで勉強しようと思いたち、せっせとドイツのビザを所得する準備をしていました。
ビザを所得するための必要な書類の一つが「健康診断書」だったのです。
健康でない、病気の場合はドイツ滞在の許可がおりませんでした。

ドイツに来てすぐに病気になってドイツ国に迷惑をかけるわけにはいかないからね。
そこで、大学の保健室に行き、ビザのための健康診断書を書いてもらうことに。
もちろん、そのための健康診断を受けました。受けた項目が何だったかはすっかり忘れたけれど。
健康診断を受けて、診断書ができたから取りに来い、という連絡をもらい、大学の保健室に行くと

あなた、体があまり丈夫ではないわねえ。
外国に住むのならもっと体力があって、体が丈夫でないと困るわよ。
バランスの取れた良い食事、そして睡眠をしっかり取りなさい!
夜は11時には就寝すること!!
病気がちだけど、問題はないとドイツへ
自分が病気がち、体が丈夫でないことは知っていたけれど、特に持病があるわけでもなかったのです。
「まあ、一応元気なんだし、なんとかなるでしょ」
大学の保健師さんがおっしゃったことは忘れなかったけれど、でも(この時点では)永住するわけではないし、なんとかなるでしょ。

睡眠だけは十分に取ります!
そう心に決めて、予定通りにドイツ行きの準備をすすめ、ドイツにやってきました。
ドイツの生活は結構楽しくて、あっというまに30年以上が経過。
で、今頃になって

やっぱり外国暮らしでこの体力は辛いわ…
意外と使う、体力と気力
人によって違うけれど、日本にいる時より外国暮らしは体力を使います。気力と言った方があっているかもしれません。
毎日外国語を操り、外出先では理不尽な思いをすることがあったり、思った通りに意思疎通ができなくて落ち込んだりします。
食事が(味の話ではない)体に合わなくて、体調を壊したことも数知れず。
なのに自分には体力がない。病気になりやすい。
経済的には日本に住むより多くのお金が必要になるので(一時帰国が必要になることもある)それだけ仕事をして稼ぎたい。
もう体力モンスターになってバリバリ仕事をして稼ぎたい。
なのに
現在の私は健康上の理由からそれほど仕事(ピアノのレッスン)ができません。
こうなってからわかる、「体が丈夫で体力がないと海外暮らしは辛い」という事実を。
最近、本当に「この体だったら日本で生活するんだったなあ」とひしひしと思います。今頃気がついても遅いけれどね。

一応、ドイツだとこれでも生きていけるので、節約しながら体を労わりつつ人生を終えるしかないかも
海外で病気になると、何より辛いのは頼れる人がいないこと!(食事がまずいという大問題もある)
若かったというのもあるけれど、日本では病院に入院したことがないのに、ドイツではすでに合計7回入院したわ。
最初に入院した時は私はまだ20代。若かったのに大病したなあ。
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