以前から「ドイツは環境先進国」だと言われているらしく、日本の知人に「ドイツのゴミ分類は素晴らしいのでしょう?」とか「公共交通の利用を推進しているでしょう?」とか言われます。
なのですが、ドイツに住む私としてはそうは思えないのです。建前だけ素晴らしくて、実際には現実的ではない気がします。
特に交通。
AIに聞いたら
自転車と公共交通: (ドイツの)都市部では自転車専用道路が整備され、マイカーよりも自転車や公共交通機関を利用する文化が定着しています。
と出たのだけど、現実はどこかおかしい!
高すぎるバス代
「マイカーよりも自転車や公共交通機関を利用する文化が定着しています」???
今日、これを書こうと思ったきっかけは、今年からのバス代を聞いたから。
バスや電車を利用するには、定期券の他、私の住んでいるNRW州にはeezyTicketというアプリがあり、近郊のバスや鉄道を利用する場合はスマホでチケットの支払いを完結することができます。
このeezyTicketのメリットは、運賃は乗車した場所から下車した場所までの距離で決まる、ということで、普通に買うチケットより安くなります。
では普通にチケットを買う場合、バスなら運転手さんにお金を払う場合はというと、今年1月1日からまたもや値上げされ、今や市内の移動(一番安い)でも
片道3.80ユーロ(約700円・VRRのA)なのです。

私はバスに乗ってもeezyで支払っているから、大抵は3ユーロ以下なんだけど、
知人が「片道3.80ユーロなんだよ」というから、すぐには信じられなくて…
知人は街中のバス停2つ分に乗るだけ。それなのに約700円!!
いくらインフレのドイツでもちょっと高すぎると思いませんか?
こんなに高かったらバスに乗れない、と知人はバスを利用せずに歩いています。
「マイカーよりも自転車や公共交通機関を利用する文化が定着しています」(上に書いたAIの解答)
うそだろ〜!!

ガソリン代につく税金も今年から値上げされたけれど、公共交通代が高すぎて
やっぱりマイカーだと思う私よ
自転車専用道路もただ作れば良いというものでもない
「都市部では自転車専用道路が整備され」??
うそだろ〜!!
ドイツは地方により差があるので、一概に「ドイツには自転車専用道路は整備されていない」とは言えないかもしれませんが、私の知る限り、ドイツの自転車専用道路は危ないです。

単に道路のはしに自転車のマークをいれただけ
自転車専用道路の幅も狭いです
車のすぐそばを走らなければならないから、車にも自転車にも危ない
最近、片側2車線の道路を1車線にして、ブロックのついた自転車専用道路を作っている場所がちらほら見かけられるのですが…

左側が車道。ブロック(赤い丸で囲んだもの)の右が自転車専用です。
もともと2車線だった→交通量が多い→1車線にして渋滞しないのか?
そして、こういう道路沿いに老人ホーム・介護施設があるのですが。救急車が来たらどうするのかな?
隣町では車道にこのようなブロックのついた自転車専用道路を作ったけれど、ブロックが大きすぎて車がぶつけたり乗り上げて事故が多発。
しかも設置されたブロックの大きさが法律に従っていなかった、ということで、3年後に自転車専用道路が取り壊されました。

自転車専用道路だって、ただ作れば良いというものではなかろう…
車にも自転車にも安全なものを作らなきゃ意味がない
自転車や電動キックボードに乗れない人はどうするの?
電動キックボードの導入の理由の一つは「環境に良いから」だそうですが。
え?ちょっと待て!人命はどうでもいいのか?
電動キックボードの危なさは今更語る必要もないほどですよね。
そして、自転車の利用を推進するのはわかるけれど
- 身体障害者や高齢の人は自転車に乗れない人も多い(乗っていてもふらつく人もいる)
- 天気が悪い日が多いドイツなのに、自転車に乗るのか?
実際、大雨の中をレインコートをきて自転車に乗っている人の危ないこと!
これは普段は自家用車で通勤している政治家の皆さんが「自転車なら環境に良い」と考えている、机上の空論にすぎないと思うのですよ。
自転車に乗るのが危険だから乗らない私が言わせてもらうわ。
環境先進国になりたかったら公共交通をもっと便利に安全で利用しやすいものにしろ!!
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