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聖金曜日にダンスをしてはいけませんよ?〜Karfreitag

ドイツの行事
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イースター休暇中です。 

これを書いているのは4月18日木曜日です。今年2019年は4月18日が「Gründonnerstag」(聖木曜日)
明日は「Karfreitag」(聖金曜日)で祝日です。(木曜日は祝日ではありません)

「聖木曜日」は イエス・キリストの最後の晩餐を記念する日
「聖金曜日」は イエス・キリストの受難と死を記念する日 
 です。

イエス・キリストは十字架につけられてから3日後に復活するのですが その復活を祝う日までは受難と死の日。 

復活祭までの1週間は、キリスト教の教会にとってはとても大事な期間です。

現実は・・この金曜日が祝日、翌週の月曜日も祝日なので、金曜から翌週月曜まで4連休です!

春がやってきてお天気も良くなりそうだし、連休前の夜や連休の第1日目って騒ぎたくなるのもわかる!

けれど・・金曜日は「キリストの受難と死を記念する日」なのです。 

少なくともここNRW州(ドイツは州ごとに法律などが違うので、他の州の事情はわからないけれど)は 木曜日の夕方6時から土曜日の朝6時まで

Tanzverbot!

Tanz=ダンス  Verbot=禁止  

と言うわけで「ダンスは禁止」です!って、ダンスだけではなくて公共の場でのお祭りなどのイベントは禁止、サーカス上演も禁止、プロスポーツの試合もありません。
引っ越しもしてはいけないとか。
映画館では、テーマが「聖金曜日」に反するようなものでなければ上映OK、
コンサートは・・受難曲などのコンサートだとあります。

ちょうど去年の「聖木曜日」にケルンに出かけた時に見たコンサートの案内ポスター。
「PASSION」はこの場合、「受難、受難曲」と言う意味。 

せっかくのお休みなのにイベントとかないの・・ですが、博物館、美術館、動物園、プールなどは開いているそうですよ。 健康的!

ドイツで休日といえば親戚や友人宅におよばれ!と言うことも多い(多かった?)ですが、その時に必須なのがプレゼントに持参する花束!そこで、花屋さんはこういった祝日でも最高5時間までお店を営業して良いのだそうです。 

そして、ドイツ人が欠かしたくない、と言う(って、我が家は必要ないけど)朝食のパン!

パン屋さんも最高5時間まで営業して良いんですって。 

こういった日は朝早起きして、新鮮なBrötchenと花束でも買ってきて、テラスでゆっくり朝食、かしらね?

ところでイースターマンデーは、パン屋さんも営業禁止です。 
今のうちにパンは買い込んでおかなくっちゃ? (我が家は朝食はあの丸い小型パン、Brötchen ではないけれどね)

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