10月31日はハロウィンでしたよね。
「ハロウィンってなあに?」だったドイツでもハロウィンの知名度が急上昇して、お菓子を集める子供もいます。
ハロウィンが終わったら、ドイツ伝統行事の「聖マルティン祭」がやってきます。
この日が近くなると、子供がランタンを持って「聖マルチンの歌」」を歌いに来ることがあるのです。
毎年恒例のお菓子
というわけで、我が家でも10月31日から玄関にお菓子を置いています。
これまでは11月に入ってからお菓子を用意していたけれど、
最近はハロウィンのお菓子を集める子供がいるかもしれない、ということで10月31日からにしたわ
今年はこれ。
なんと!毎年ほぼ同じです!変わりばえしません!
こちらは2021年に用意したお菓子よ。
毎年グミとヘーゼルナッツクリームの入ったウエハース菓子を用意。
これって、好きな子供が多いし、個別包装・小袋に入ったものが売られていて簡単に手にはいるから。
なので、我が家で「聖マルティン祭」のために用意するお菓子はいつもこれ。
1種類だとちょっと寂しいかな?と思うから、一応2種類のお菓子を用意しているけれど、
たった2種類なのは、実は子供がほとんど来ないからなの。
余ったお菓子は(大抵全て残る)もちろん私たちでありがたくいただきます!
ほとんど子供が来ないけれど、たまに来るから
現在の家に住み始めて15年以上になりますが、この間、来た子供の数は確か3組かな。
少ないでしょ。理由はおそらく
- 近所に小学生くらいの子供がいない
- 田舎で家が少ない(住宅地の端)
- 我が家の玄関が歩道に面していない
- 玄関にハロウィンやマルティン祭の飾りを置いていない
- 夕方5時ごろはまだ仕事をしていた。帰宅が20時ごろだった(現在は17時には帰宅だけど)
- 「聖マルティン祭」の歌を歌ってお菓子をもらおうという子供が減った
なのだけど、たまに子供がやってくるのです。
その1%の確率でやってくる子供のためにお菓子を用意しているのです。
なにしろ15年前にちょっとした失敗をしちゃったから。
「聖マルティン祭」のことをすっかり忘れていたその日
現在住んでいる家に引っ越したばかりの第1回目の聖マルティン祭が近づいた11月2日のこと。
本当に「聖マルティン祭」の存在をすっかり忘れていたのです。
しかも、11月に入ったばかりよ。聖マルティンの歌を歌いに子供が家庭訪問するにはまだちょっと早い。
そんな日の夕方に玄関の呼び鈴がなったのです。
「誰かな?」(その日は在宅していた)と玄関のドアを開けると
男の子がランタンを持って立っているではないですか!!
しまった!
「聖マルティン祭」のことをすっかり忘れていたわ。
家にお菓子がない!!
言い訳っぽいけれど、11月に入ってすぐにランタンを持って歌う子供って見たことないからね。
おまけに前日は祝日で買い物もできないのよ〜!
だけど、その男の子をそのまま帰してしまうのも気の毒。
歌を聞いて「ごめんね〜お菓子の用意がまだなのよ。これでよかったらどうぞ!」
差し出したのは、その時我が家にあったもので「お菓子らしいと言える」唯一の品。ミューズリーバー。
中はこんな感じのバー。
普段は買わないのに、なぜその時にミューズリーバーが家にあったのかは不明。しかもあったのはたった1本。
まあ、これもお菓子といえばお菓子だから、ミューズリーバーを子供にあげました。
子供が1人でよかったわ。
それ以来、10月になるとお菓子を買っておいて、スタンバイです!
お菓子を用意していたけれど、パジャマに着替えていた日
実は聖マルティンの歌の件を忘れていたことがもう一度あったのです。
その時はお菓子は用意していたのに。
仕事から帰宅したのが6時頃。
疲れ切っていてもう何もしたくなかったから、さっさとパジャマに着替えてしまったのです!
そうしたら、呼び鈴の音が!
しまった!忘れてた!
マルティンの歌を歌いにきたわね。
こんな格好では子供の前に出れない〜!
私以外の家族はまだ帰宅していなかったしね。せっかくお菓子をもらおう、と歌を歌いに来た子供に悪かったわ。
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