(ここでは大量移民による文化の破壊には触れていません)
大学で音楽を勉強した私がドイツにやってきた理由はドイツ音楽についてもっとその生まれた環境を知りたい、と思ったからです。
文化と言語は結びついていると思うので、ドイツ語を勉強してより一層ドイツ音楽(ドイツ人作曲家の作品)を理解したいと思ったからです。
なのですが、ドイツ人の子供に音楽を教えたり、ドイツの学校の音楽の授業の内容を知ると
「あれほど偉大な大作曲家を生んだこの国の人が、自国の作曲家とその作品について知らない」
と言う事実にあたるのですよ。
これはドイツ人が自分の国に誇りを持てなくなるのでは?
主要科目以外は蔑ろにするドイツの教育
主要5教科以外の科目は大事にしない、と言う傾向が日本でもありますよね。
ドイツでもその傾向は強く、音楽だと歌は歌わないし、リコーダーなんて放課後に音楽教室で習うような楽器だし、古今の大作曲家のことについても一切触れません。
なんのための音楽授業なのだ?
いや、そもそも音楽の授業すらない学校も多い。
学校の音楽の先生は何かと息子に言わせると「気が狂った人が就く職業」
あ、全世界の音楽の先生、申し訳ございません!もちろんまともな音楽の先生も大勢いらっしゃいます。
なのですが、ドイツの学校の音楽教師には、楽器の演奏はそれほど上手くなく、他の科目が得意と言うわけでもなく、精神が病んでいるような人が結構な割合で多いよ、と言われると「そうかも」と思えます。
私のピアノの生徒さんの多くが学校の音楽の先生がおかしい、と言うことを訴えていました。
それはともかく、
そんな様子なので学校で「音楽の素晴らしさ」や「ドイツが生んだ音楽」に触れることはありません。音楽の教養がないまま大人になります。
美術も同じようで、絵の描き方やヨーロッパの有名な美術作品など全く習わずに学校を卒業します。
スポーツは学校に運動場がなく、体育館もないところも多く、体育の時間に市のプールや体育館に出かけてスポーツをする、と言うケースも多いのです。
小学校の遠足、お泊まりの旅行といえば森の中のユースホステルに泊まってお散歩です。
これでドイツの文化に触れられるか?
しかも親も子供にロックやヒップホップを聞かせます。
日本で「ドイツ3大B」などと言われる(ドイツでは言われない)大作曲家の存在をドイツ人は知りません。ブラームスって何?です。
では主要教科は素晴らしいのか?と言うとそうでもありません。
これほど自国の文化を教えずに、ドイツ人がドイツ人らしく誇りを持って生きていけるのでしょうか??

「音楽を勉強するためにドイツに来た」といえば、どうして日本人の私がドイツにいるのかわかってもらえるかと思ったら、ドイツ人にはわかってもらえていなかったのよ。
「ドイツの方が生活レベルが上だから?」と思われるだけ。(違う)
ドイツはせっかく世界に誇れる大作曲家を生んでいるのに。世界中で愛される音楽を作ったのに。
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