ドイツ国内旅行はあまり行かなくなったshirousagiです。
時間とお金があれば日本に一時帰国してしまうので、ドイツを彷徨う時間がない!お金もない!
そんな、ドイツで引きこもり生活をしている私ですが、先日は所用で久しぶりにケルンに行ってきました。
ケルンは観光スポットの少ないNRW州の中では歴史と文化があり、観光客が多い街です。
が!!私は今回ケルンに2度ほど出かけて
「もうドイツの街に観光に行くのはやめたい」とまで思うようになりました(涙)
ドイツの街がドイツらしくない
私がまだドイツで学生生活を送っていた頃、それは石器時代から少したった、今から35年前のことです。
その頃の私は元気いっぱいだったのもあって、ドイツをあちこち鉄道旅行しました。
特にあの有名な「ロマンチック街道」はいかにもドイツの街らしい、城壁に囲まれたかわいい街でメルヘンチック。ユースホステルの窓にかかるチェックのカーテンがかわいい〜などと叫んでいました。
ミュンヘンもいかにも南ドイツの都会と言う感じで、ビールを美味しくいただきました。
ベルリンやフランクフルトはその当時から治安が悪いところがあり、大都会の闇を見たような気がしました。
フライブルクのちょっとのんびりした人々のドイツ語に癒されました。
プファルツの森や綺麗な水に「ドイツでもこれだけ美味しいお茶が飲めるのか!」と感激しました。
どの街もその街独特の雰囲気があり、ドイツ国内だけでも色々な街を訪れるのが楽しかったのです。
が、あれから35年。
気がつくと、街に溢れるのは「ドイツ人じゃない人」ばかり。
中規模の街のメインストリートを歩くと、ドイツのお店が少なくて、安っぽいペラペラの外国の衣料店だったりトルコ系のスーパーだったりがずらっと並んている。
そりゃ、デュッセルドルフにだって日系のスーパーやレストランやユニクロといった衣料店があるけれど、それは数少ないし、大体、綺麗。
なんだけど、薄汚れた、ただ安く売っているだけのお店がずらっと、それもドイツのどの街に行っても大量にあるのを見るとちょっとげんなりします。
私が住んでいる国は一体どこ?
騒音、落書き、悪臭で神経がすり減った
先日のケルン訪問は中央駅に到着したあとトラムに乗りかえ。
帰宅には所用のあった場所に近いドイツ鉄道の駅から電車で。
利用したトラムや駅、歩いた道はほとんどが落書き、ゴミ、悪臭、騒音で溢れていたのです。

電車の中も大きな音で音楽を聞く人もいるし、電話をする人もいるし、外国語(ドイツ語以外)が溢れているし。うるさい!
訪問先の人は親切で良かったのですが、道中が不快過ぎる。
落書きだらけの道を歩くだけで神経がすり減ったようで、帰宅してからバテてしまいました。
見ただけで「治安が悪いなあ」と感じるから。治安が悪いと感じると緊張してしまいます。
ドイツと言ってもバイエルンやドレスデンあたりはまた違うとは思いたいところですが、今やドイツ全土どこも同じような気もします。
もう、田舎で引きこもり生活を続けるのが一番幸せかな…

観光旅行に行きたくない大きな理由の1つに
公共交通を使う、と言うのがある。信用ならないし臭いし汚いし、他の利用者のレベルが低過ぎる。
もう本当に他人と一緒に過ごす事はできるだけ少ない方が快適という悲しい事実よ。
車での移動ならまだマシかな?でも長距離の運転は辛いし、都会に行くと駐車場がないからねえ。
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