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蜂蜜〜ドイツ人は大好きなのだけど

ドイツの食べ物
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私がドイツに住むようになって よく食べるようになった食品の一つに「蜂蜜」があります。

それは・・初めてドイツに来た時の事。 

とあるドイツ人家庭にお世話になっていたのですが 到着した翌日の朝食で テーブルの上に並んでいたのは

パン、ジャム、バター、それから蜂蜜。 

蜂蜜

その家庭のお母さん、「この蜂蜜は健康にも良いわよ」と言いながら パンに蜂蜜を塗っているのです。

「あれ?この蜂蜜って サラサラしてない!」

上の写真の蜂蜜の瓶、手前の白っぽい蜂蜜がそうなのですが  その時にクリーム状の蜂蜜があるのを初めて知ったのです。 パンに塗っても垂れず、手もべとつかない。 しかも美味しい!

それ以来、パンには蜂蜜! 特にあのBrötchen(ブレートヒェン・小型のパン)に蜂蜜を塗って食べるのが好きになりました。

ところで、

先日も紹介した ドイツの公益団体で 市販されている商品やサービスの質などをテストしている「Stiftung Warentest」が 今回はスーパーマーケットで売っている蜂蜜の調査結果を発表しました。

36の商品をテストしたそうですが、なんとそのうち4つに1つは 蜂蜜として質が不十分(mangelhaft)という結果が出たそうです。

「とても良い」(sehr gut)という結果の出た蜂蜜はゼロ。  とても残念な結果です。

が、

スーパーマーケットで手に入る蜂蜜だけを調査しているので この結果は仕方ないかも・・と思ってしまいます。

私はパンに塗って食べる、など そのまま、熱を加えずに食べる蜂蜜は 養蜂家から直接買っています。 お値段は高くなりますが 農家から直接買ったものを食べています。

料理やケーキに使う蜂蜜は スーパーで一番安いものを購入して使っています。

(こういった容器に入っているものは使い勝手も良いです。)

スーパーで手に入る蜂蜜のクオリティは 実はもともとあまり信用していません。 中には良いものもあるかと思いますが 熱処理されたものもある、と聞きます。 蜂蜜の栄養は40度で壊れてしまうそうですから 熱処理されたものだと 「蜂蜜は体に良い!」とは言えなくなってしまいます。

なので 生で食べるのは 農家から買った蜂蜜、 だけど、どうせ熱を加えてしまう、それも結構な高温で煮てしまう、とかオーブンで焼いてしまう、といった時に使う蜂蜜は (いずれにしても栄養もなくなるし・・)安いものを使っています。  まあ、主婦としては節約できるところは節約したいので・・というのが本音ですが。

その蜂蜜、 ドイツでは結構多く生産されているし、大抵の家庭に常備もされているので 世界的にみてもドイツ人の蜂蜜消費量は割と多いのだろうな〜〜と思って調べると 消費量は1人当たり年間で約1kg。(2017年で一人当たり1144g)
日本は年間1人あたり300gだそうですが 確実なデータがちょっと見つかってません。 日本よりドイツ人のほうが 蜂蜜をたくさん使っている事は確実だと思いますが。 

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