IKEAでクローゼットを注文して配達、組み立ててもらいました。
ハラハラドキドキしましたが、無事に組み立ててもらって、費用も予定通りの金額でほっと一安心。
家具はイケアのものだからそこまで高品質は求められませんが、自分が使いたかった形、大きさで使いやすくて満足しています。
購入から組み立てまでのお話は・・・
クローゼット購入まで・・・ドイツのIKEAでクローゼットを購入したお話・その1
お店に出かけて注文するまで・・・ドイツのIKEAでクローゼットを購入したお話・その2
組み立てをお願いするTaskRabbitのアカウントを作るまで・・・ドイツのIKEAでクローゼットを購入したお話・その3
TaskRabbitから職人を紹介されて職人とチャットして組み立てまで・・・ドイツのIKEAでクローゼットを購入したお話・その4
色々ありましたが、無事に予定通りにクローゼットが出来上がりました！
すでに（アイキャッチで）紹介していますが、
じゃ〜〜ん！
私の新しいクローゼットです！！
引き戸なので、中は半分しか見えていませんが。（半分は引き戸で隠れる）
配送の事
職人さんとのやりとりで疲れてしまっていたので、家具の配送の事をこれまで書きませんでしたが、
何しろクローゼットっていくら組み立て前でも大きいですよね。しかも私が購入したのは高さ230cmです。小さな我が愛車には乗らない！
という事でIKEAで配送をお願いしました。こちらは全く問題なく、予定通りに、到着1時間前に電話連絡をしてくれて、時間通りに到着！
残念だったのは・・・
クローゼットを設置する部屋は2階です。これまでだったら家具の配送をお願いすると家の中の希望の部屋まででも運んでくれました。
現在は
「コロナの感染予防のために、荷物は家のドアの前までしか運べません」
とのこと。（予めIKEAで説明を受けた）
仕方ないですね。こればかりは業者と我が家、お互いのためでもありますね。
ドアの前に置いてもらった、段ボール箱に包まれたクローゼットの部品を夫と息子に2階まで運んでもらいました。
組み立てをしてくれた職人さん
トラブりながらも、TaskRabbitという家事代行や家具組み立て・PCの扱いなどをする人のプラットフォームを通じで、あるドイツ人の男性が家具組み立てにやってきて綺麗に組み立ててくれました。
IKEAの方では「大きい家具なので2人で作ってください」とありましたが。（まあ、そこはさすがの専門家）
で、です。
前回も書きましたが、IKEAの家具の組み立てでドイツ人にあたるとは思っていなかったのです。
外国人差別ではないですよ。ただ、IKEAの家具というのは「お値段手頃」（つまり安い）で、その組み立ての値段も手頃なのです。（少なくともこちらでは）
ということはですよ、組み立ての職人さんも安い料金で働く訳です。
安い料金で働く、しかもどちらかというと力仕事、というとドイツ人にあたることは（今までの経験からも）あまりないのです。
ところが、今回はドイツ人の男性。しかも性格も大人しく、やさしそうなのです。
TaskRabbitの料金からしても職人がもらえる賃金は安そうです。交通費も特に出ないし。仲介料も取られるし。
まだ若い、会社勤めが出来なかった人とか、フリーで仕事を初めたばかりでまだ顧客がいない、と言った人がまずは名前を売るためにもこのTaskRabbitというプラットフォームを使う、という感じがしていたのです。
が、我が家にやってきた職人さんはそんな感じではない・・・フリーで仕事をしているけれど、ベテランっぽいし、インテリっぽいし。
その疑問は仕事の休憩中にお話をしていて判明しました！
実は我が家にやってきた職人さんは本当は
ケルンやデュッセルドルフなどの大規模メッセの会場作りを専門に請け負っている人
だったのです。
どう見ても安いIKEAの家具をちまちまと（失礼！）組み立てるのを専門にしている人には思えなかったのです。（いや〜〜IKEAでも大掛かりなキッチン設置ならともかく、幅2mのクローゼットなんて）
どおりで・・・メッセ会場の専門家だったのか・・・
大都市でのメッセは大掛かりです。一年を通して色々な、ワインのメッセとか医療機器のメッセとか、舞台装置のメッセとか、車のメッセとか、実に様々に国際的なメッセが行われています。
が！！
この3月からコロナでメッセがない！メッセ開催禁止・・・
フリーで働いているこの職人さんにとっては「メッセが開催されない」ということは「仕事がない」。
そこで仕方なく生き延びるために、メッセが再び開催されるようになるまで、このTaskRabbitに登録してIKEAの家具の組み立てなどを請け負っているのだとか。
はあ・・・ここにもコロナの犠牲者が・・・（他人事ではないけど）
おかげで我が家はとても気持ちのよい、腕の良い職人さんにクローゼットを組み立てていただくことができました！
この職人さん、早く本来の「メッセ会場設置」の仕事に戻れるといいなあ・・・
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