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古くなった和風小物を手放す〜引きこもりの片付け日記④

シンプルライフ
この記事は約4分で読めます。

まだまだ引きこもりの生活を続けなければならないshirousagiです。

今日は一度整理整頓して中身の量をかなり減らした和風な小物、和風雑貨の入った箱を再び開封しました。

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4年前に半分に減らした雑貨

私がドイツにやってきた頃、30年以上前はまだ日本のアニメはドイツではそれほど知られていませんでした。1990年、この頃から徐々に知られるようになった、という感じですが、まだ日本に興味のある人は少なかったのです。

今のような円安でもなかったので、日本に旅行に行く人も少なかったのです。

そのような中で、私が一時帰国をすると、親戚から和風な小物をもらうことが多かったのです。ドイツでは珍しいだろうから、プレゼントに使いなさい、と。

ありがたいことなのですが、残念ながら和風な小物に興味を示す人は私の周りにはおらず、自分が所有して家に飾るにも今ひとつ。

特にドイツ人は室内のインテリアにはかなりこだわりを持っている人が多く、リビングルームのインテリアはセンスの見せ所、のような場所。

shirousagi
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一般的にドイツ人は服装や食事には無関心だけど、インテリアは別。

ドイツ人といっても色々な人がいるけれど、ピアノの生徒さんの家庭のような富裕層だとリビングルームのインテリアは本当に考え抜かれていたわ

そのような家では、高価だったり伝統工芸品の素晴らしいものならともかく、ちょっとしたプレゼントに使えるような置物は使ってもらえない。

shirousagi
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洋風なインテリアだから和風の小物は似合わないことが多かったわ

その上、知人訪問などの手土産は花かワインとほぼ決まっていて、私も手土産には気に入ってもらえるかゴミとなってしまうかわからない和風な小物よりも、ワインを持参していました。

それでも日本に帰れば和風な小物をプレゼントされる。(断ればいいのに…断っても誰も使い道に困りますよね)

こうして溜まった、みかん箱2個分の和風雑貨。これを4年前に半分まで減らしていたんです。

あれから4年、一度も開けることがなかった箱

4年前に幾つかの小物を、主にハンカチを日本のカルチャーが好き、というドイツの若者にプレゼントしました。

それでもまだ捨てきれずにデュッセルドルフの日本デーにでも寄付しよう、と思っていた小物があるのです。

そう思って早くも4年。その間、一度も開けることなく、地下室の階段下の狭いスペースに追いやられていた箱。

存在は忘れたことはなくて、欲しい人がいるだろうに捨ててしまうのはもったいないなあ、とずっと思っていたのです。

shirousagi
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そう思うだけでも負担だったわ

今年の一時帰国で思った。これらはもう捨てて良い、と

ところで、今年は久しぶりに大学生の息子を連れて一時帰国をしました。

息子はアニメファンの友人らにお土産を買いたい、というので、何が良いのだろう、と観光地でお土産物屋さんを見たり、デパートで外国人観光客をターゲットにした商品売り場を見て歩きました。

そして思ったのです。

観光客が増えたせいか、和風な小物でも最近売られているものはセンスが良い!と。

息子は友人へのお土産には、お菓子などの食品(食品はなくなるのでお土産にすることが多い)以外ではハンカチなどの布製品、扇子、箸といったものを興味深げに見て、幾つか買っていました。

どれも、昔私がもらったような「外国人が日本というと考えそうな図柄」ではなくて、日本に住んでいても使いたくなるようなセンスの良い柄の品。

これらのものを見て思ったのです。「ドイツで和風なものが欲しいという人がいても、私が昔もらったモノをあげるより、次の一時帰国で洒落たハンカチとかを探してきてプレゼントする方が良いのではないか」と。

今回手放したもの

というわけで、決心がついて今回手放したモノの一部です。

フォトスタンドと壁に飾る絵の入った額(絵は撮影せず。典型的といえる、着物を着た女の子の絵でした)。

ドイツ人のリビングに飾るには…な品だったし。(私も部屋は特に和風なインテリアにはしていない)

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