すでに何度もこのブログで紹介しているけれど、昨年、70代だった友人が亡くなりました。
彼女のご主人はもう80歳。子供は独立して遠方に住んでいるので一人暮らし。奥さんにはとてもお世話になったので、時々様子伺いと話し相手(なにしろ一人暮らしで孤独だそう)になれば、とご主人に電話をしているのです。
すると毎回辛そうに話すのが「遺品整理」。
友人が亡くなって1年以上が経過したけれど、本当に毎回大変そうに話すのが遺品整理なの。
遺品整理は年をとってからは特に大変だ
これまでも本やブログなどで片付けは体力を必要とする、とか、遺品整理は大変だ、と言ったことを読んで知っていたのですが、それでも改めて、人が亡くなると残された人は遺品整理に大変な思いをするのだ、としみじみと感じました。
片付けや引っ越し業者に丸投げできるのなら、それほど大変ではないかもしれません。(大変なのはお財布の方だけか?)
だけど、自力でやらなくてはならない、となると…
私はこれまで「本や楽譜なら紙でできているから、いざという時は古紙回収のコンテナに持って行って貰えばいいから問題ない!」と楽観視していたんです。
だけど、これにも大問題が。それは
- 駐車場などにあった、いつでも本などの紙製品を捨てることができるコンテナが撤去された自治体もある
- 車で運ぶとしても本は重い。年をとってからは大変な作業
- セカンドハンドショップでは持ち込みはOKだけれど、受け取りに来てもらえないケースが増えた(もっと増えるかも)→シニアには自力で運ぶのは大変
- 本や楽譜に書かれた住所や名前をそのまま残したくない!(←知人はこれに苦労している)
まだあった、今更必要ないこれ
持っている楽譜に書かれている自分の名前と住所は個人情報を消すスタンプを使ったり、切り取ったりしました。
が、まだ、こんなものを所持していたんです!
それは必死になって消している「住所、名前」の元になったスタンプ。
3つも持っていたので、「1つあればいいや」と2つは手放したのに、最後の1つはあれから1度も使われることなく、本棚の上に鎮座していました。
仕事でこのスタンプを使う必要性は全くないし(大体、この3年間全く使っていない)もう、楽譜や本には名前を書き込まないつもりです。
このスタンプ、自分でアルファベットを並べて作るものだったのです。
小さなアルファベットや数字をスタンプの所定のところに並べて作るのです。
バラバラにしたので、写真を公開できる。
今ならスタンプの代わりにPCで住所や名前を入れたシールを作ることもできますよね、必要なら。(私はもう作らないけど)
スタンプの他に、手放したものは「名刺」です。
ピアノのレッスン用に格安で名刺を作ってもらったけれど、もう仕事は引退(新しい生徒を募集していない)ので名刺も必要ありません。
残った名刺は、道にバラ撒かれないうちにと、シュレッダーにかけてしまいました。
名前や住所などを教えたい人、連絡先を教えておきたい人に出会っても、今やスマホで情報交換かな〜?
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