今朝、こんな言葉をネットで見かけました。
「香害」(こうがい、かおりがい)
香水や柔軟剤などの香料成分に含まれる香り成分を起因として、頭痛やアレルギー症状が起こる事があるとか。
私も香水などの匂いが苦手です。アレルギー症状は起こしませんが、香りがキツイと気分が悪くなります。なので、香水の類はほとんど付けません。
付けないから余計に家に余っていたんです。
そこで本日は香水やオードトワレなどを処分しました!
特に使わなくても試供品とか、プレゼントでもらう
自分で香水やオードトワレなどは買わないのですが、それでも家にあったのは、
- ドラッグストアやデパートで試供品をもらった
- クリスマスプレゼントなどで、ボディーソープなどとセットになった香水をもらった
からなのです。要するに、もらったから、と家に持ち込むと、使わないのにそのまま家で場所を取っているという典型の一つですね。
「香水」のイメージが良くて不要なのに捨てなかった
「香水」って、特に女性には、なんとなく「高級」とか「エレガント」なイメージがありませんか?
実は、まだドイツに来たばかりの頃、綺麗にしているお家、豪邸のような家によばれてでかけると、客用のトイレに香水の小瓶がずらっと並んでいる家が結構あって、
「いいなあ・・憧れるな・・・」と思ったのです。
それで、例えば、日本へのフライト中に買える品物のカタログとかを見て、セットの香水の小瓶とか「いつか買いたいな〜これを買ってゲストトイレに並べたいな〜」と思っていたのですね。買わなかったけど。
ひと昔前は、外国からの典型的な、喜ばれる(?)お土産というと、高級ウイスキーなどとともに、香水もあったような気がします。
いつか使うかも、何か別の用途に使うかも、と保存しておいても、品質は悪くなるし
特に買わなくても、いつの間にか増えてしまった香水の類の小瓶。「高級なイメージ」も手伝って、使用しないのに、なんとなく捨てるのがためらわれ、
- 汗をかく夏の暑い日に使うのでは?
- トイレの芳香剤代わりに使おうかしら?
と思い、捨てずにキープ。ですが、元々香水の香りが苦手な私です。使うわけない!
その上に「香害」の話です。
「あ、なるほどね。香料が苦手でアレルギーを起こす人もいるんだし、大体香料が苦手な私。使わない方がいいのでは?」
香水を使わないのは、苦手なだけではなくて、ペットを飼っているから
香水の匂いが苦手、と書きましたが、それ以外にも香水の類を使わない理由が、私にはあります。それはウサギを飼っているから。
他の動物でもそうだと思いますが、ウサギのような小さくて、鼻をヒクヒクさせている動物と触れ合う人間が香水など付けていて良い訳がありません。
幸い、ウサギは室内で飼っていてもそれほど匂わないので、部屋の芳香剤も必要なしです。
私が使う唯一の香りはこれ
とはいえ、常時携帯している「香り」もあります。それはこれ!
オーデコロンです。「ケルンの水」と呼ばれる4711のオーデコロンです。
大体、日本へのお土産に買って、余った物を使用していたのが、「これなら許せる!」と思い(香りが許せる!です)たまに夏の暑い日の外出中などで使っています。地元への愛?ではないですが・・・(ケルンの近くに住んでいます)
「香水」と一言で言っても、オーデコロン、オードトワレ、オードパルファム、パルファムとあって、オーデコロンはこの中では香料濃度が一番低いとか。
実際、オーデコロンは、つけても持続時間は1~2時間程度。薄いのをさらに少しだけつけるとあまり邪魔になりません。
最近はそうでもなくなったけれど、ヨーロッパに住んでいると香水の香りにむせることも(あった)
「香料」というと、以前は(特に20年前くらい)は、ドイツ人の使っている柔軟剤や洗剤に香り成分の多い物があり、それを使っている人が多かったのか?人にあうと「あ、この匂いがまたする!」とよく思ったものです。
まさか、毎日洗いたての服を来ているわけではないと思うのですが、とにかく匂う。香る!と言って欲しいのかもしれませんが。
それから・・・実は私がよく行きたいことろで、「香水」の香りがひどいので行くのをためらう場所があります。
それはコンサート会場です。特にピアノリサイタル。
なぜって?ピアニストにはロシア人が多くて、ロシア人のリサイタルにはロシア人がよく聞きに来ているのですが・・・香水の匂いをプンプンさせている人が多くて・・・
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