デュッセルドルフのUmweltspurenの「三人以上乗車」って生きていないとだめの?

秋の道路 ニュースより

・・というタイトルのニュースが、昨日、(いえ、日本は一昨日ですね)ハロウィーンの日に流れて来ました。

正確なタイトルは
「Zählt ein Toter im Leichenwagen als dritte Person?」
「(死体運搬の)車の中の死体は三人目に数えられるの?」(この記事。会員以外でも読めるのか、わからないのですが)

「Umweltspuren」というのは今年10月14日からデュッセルドルフの一部の道路で実施されている車線の事です。

この車線、(もちろん2車線以上の道路で一車線だけ)

自転車、バスやタクシーなどの公共の乗り物、電気自動車、そして3人以上乗車している車のみ

が通行できる車線なのです。
該当しないのに、(ガソリン車で運転手1人だけの車、とか)見つかると、要するに違反者は罰金!です。

なるべく多くの人が公共の乗り物や電気自動車に乗り換えて、環境によい街にしよう、というのが目的です。

が、どうみても、現在のところ、渋滞を巻き起こし、エンジンを余計にかけてガソリンを余計に使っている、としか見えません。環境に良い、ではなくて悪いですよね。

しかも、渋滞のために(これがアウトバーンまで続いている、というから重症!)運転手はイライラ!イライラが募ると治安も悪くなるのでは?と思います。

私はバスや電車に乗る事は嫌いではありません。
特にこれからの、雨や雪でスリップ事故の起やすい時期、また日が短くて暗い道での運転は辛いので、あまり車の運転はしたくありません。

では、どうしてそれなのに、私は公共の乗り物を使わないか?

理由は・・・

  • バスなどの運賃が高い!(本当に高過ぎ!1人で車でもその方が安い事も)
  • 駅や夜の車内の治安が悪い。(女性が1人で乗るのはちょっと・・という区間や時間がある)
  • 時間通りに走らない(ので、あてにできない)

ドイツに在住している方なら、納得ですよね・・・

こんな車線を作る前に、公共の乗り物、列車やバス、路面電車のサービスや治安を良くしてくれればいいのに・・安ければ、急ぎでない、昼間の用事にはバスを使うのにな・・と思います。

(写真はUmweltspurではありません)

で、話をタイトルのニュースの件に戻しますが、

「え?ハロウィーンだからこんなニュース記事?」と思いながら読んでみると

「3人というのは生きている人3人です」という明確な回答。

ま、それはそうですよね。(という私は、このUmweltspurenができた時、車にマネキン人形を載せたらどうなるんだろう?とマジで思いました)

どうやら、この質問、というか訴えは葬儀会社からだったようで、

「そんな事言われても、例えば真夏の暑い日に、病院で亡くなった方のご遺体を載せて、ご遺族の元へ走っている時に渋滞にあってしまって、ご遺体が傷んでしまったらどうするんですか!」

真夏の炎天下の車内は暑いですが、冷房が入っているのは生きている人間の座る席だけ。遺体の入る場所は冷房がなく、冷房装置を入れるとなると、会社にとっては、これもかなりの出費です。

そして、この車線が導入された所に検死をする病院があるのだとか。

実際、このUmweltspuren(Umwelt=環境、Spuren=「車線」の複数形)のおかげで

「仕事が終わって、普通だったら10分で家につくのに、今は30分かかるわよ!」

という声も。これくらい渋滞しています。
(実質、これまで2車線だった所、1車線しか使えないのですから)

通勤ラッシュの時は本当に「最悪!」だそうです。

このニュースを読みながら

「もし、我が家の愛息子、愛娘(ウサギの事)が病気になって、車で動物病院に大至急行かなくてはならなくなった時に、この車線のおかげで渋滞にあったら・・・どうしてくれるんだ?それともペットは生きているから数に入れてくれるの?」

と、真剣に思ってしまったshirousagiです。(我が家から動物病院までは、まだUmweltspurenはありませんが)

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