当サイトは記事内に広告を含む場合があります

【読書】10月後半に読んだ本

読書
この記事は約4分で読めます。

最近ハマっているのはお風呂!

やはり健康にもいいですよね。これから寒くなると血行が悪くなるのでお風呂にゆっくりつかっています。

湯船に浸かる時に紙の本・雑誌を持って入ってゆっくり読書をしています。当然、その本は濡れてダメになりますが、一度読んだら捨ててしまおうと思っている本なので気にならない!

一度は読んでおきたいと思っていた本なのでお風呂ででも読む時間が出来て、入浴時間も充実しています!

そんな秋に読んだ本です。(電子書籍はもちろん、入浴後に読みます)

「人生は引き算で豊かになる」有馬頼底・著

著者の有馬頼底(ありま・らいてい)さんは金閣寺、銀閣寺の住職を務められる方。

禅の教えをわかっている人にはこの本を読んでも特に新しい発見は無いかもしれません。自己啓発本でも最近はよく見かける内容と言えば内容ですが、禅の言葉(これが漢字が多くて私は苦手です。意味を理解するのも大変ですよね)の内容をわかりやすく説明されています。

執着を持たない。過去を思ったり、未来を願ったりする事なく、現在をよく見極める。

結局のところ、過去の事をいつまでもくよくよしても仕方ないし、未来の事など誰もわからないし、今を一生懸命生きる、これにつきるのだと改めて漢字させてくれます。

「今」にフォーカスをあてると、悩みも実はなくなるのですよね。悩んでいる時って「こうなったらどうしよう・・」と言う未来に対する不安からきていることがほとんどです。

「父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話」ヤニス バルファキス・著

このごちゃごちゃした表紙にちょっと目眩を覚えそうだったのですが、良書らしいと言うことで、経済の事を色々理解したい、と思って購入したのです。

が、内容はほとんど経済の歴史。最初は思っていたのと内容が違う!といった気になったのですが・・・

読み進めていくうちに夢中になりました!面白い!そして、現在の経済がどのようにして始まったのか、これは「経済」と言うものを知る上ではとても大事だと痛感させられました。

タイトルに「娘に語る」とあるので、子供でもわかる、と思われる方が多いようですが、娘といっても大人の娘さんを設定。そう思えば、経済の専門知識なく理解できる本です。(私でも大丈夫だった!)

特にコロナ禍の今、デフレについて、国債を発行できるって一体どんな仕組みで?など疑問もあったのですが、それらがわかりやすく説明されています。

読み終えて「ああ、難しくないけれど勉強になったなあ」と思わせてくれる本でした。経済の専門家の方には簡単すぎる内容だと思いますが。

「最高の休息法」久賀谷 亮・著

本当のタイトルは表紙写真にもある通り「世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる」のようです。

最近、瞑想、マインドフルネスが話題になることが多く、あのグーグルもマインドフルネスを取り入れていると言うことは聞いたことがある人が多いかと思います。

私もマインドフルネスが脳の働きにポジティブな影響をもたらす、と聞いてから興味をもっていました。瞑想、と一言で言っても本当はどの様に取り組んで良いのやら。

この本では、アメリカに住む、親が仏教のお坊さんだったためか、かえって座禅を嫌っているっと言う学生とある教授、そして、パッとしないベーグルのお店を舞台に物語形式で「マインドフルネス」の仕方、メリットなどが説明されています。

確かに、外国に住んでいるとかえって日本的なものを毛嫌いしてしまう事もあり、この本の女子学生の気持ちがわかる気もしながら、(でもそれは余談です)あっと言う間に読んでしまいました。

マインドフルネスのやり方はもう一度じっくり読んで実行してみようと思います。

「幸せになるために捨てるもの84のリスト」中野裕弓・著

「比べる」「ダメ出し」「便利さ」など84の「なくてよいもの」がリストアップされていて、その一つ一つの項目についてどうして捨てるものなのか(なくてもよい、と思う)説明されています。

こう言ったテーマの本やYouTubeなどを見たら、ここで挙げられている84の項目のほとんどがすでにどこかで耳にした気がしますが、改めて

「こうあるべきだ!」とがんじがらめにされて生きている人が多いのかな?と思います。

幸い、私は結構自由気ままに生きてきましたが、それでも「こうあるべきだ!」と思い込んで自分を苦しめていた時代もありました。

特に目新しい「捨てるべき」項目がない、とは言え、気になったのは「トラウマ」です。

著者の中野さんは「トラウマ」について

本来は自分で作ったものですから、自分ではずそうと思えばはずせるはずです

と、述べられています。

それでも変化を好まない人は「トラウマ」からのがれにくく、トラウマだと周りの人に言っておけば、誰もそこに触れなくなるからかも、と。

「トラウマ」に限らず、「不幸だ!」と思っている時、自分からその状態にいることを望んでいる、のかもしれません。無意識にですが。

=====

前回に続いて、作曲家である團伊玖磨氏が書かれたエッセイ「パイプのけむり」のシリーズ、3冊目を読書中です。が、入浴中しか読まないのでこの2週間ちょっとでは読了していません。次回にはまた1冊読了報告ができるかも・・・です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました