今月は出版されて時間が随分経過している本が多いです。何しろ本棚を1つ処分したいので・・・
「超・整理法」野口悠紀雄・著
今や整理法の本は多いですが、これはその整理法の走りになった本ではないでしょうか?
刊行は1993年と古く、現状には合わないところもありますが、根本的な整理法の考え方はとても参考になります。学者さんが書かれているので、最近の主婦の方のかかれているような本と比べて視点が違いますね。
「続「超」整理法・時間編」野口悠紀雄・著
タイム・マネジメントの新技法
こちらは1995年に出版されていて、その当時に一度読みましたが、あれから15年。内容はあまり覚えていないのでもう一度読みました。
こちらもファックスの使用など、スマホ所持が当たり前になった現代にはそぐわない箇所もあります。
「浅草うねうね食べある記」上野うね・著
こちらはkindle unlimitedで読みました。ランチの後に軽く読めるものが読みたくて・・・
著者オススメの浅草のお店が漫画で紹介されています。どのお店も行ってみたいな〜〜と思わせてくれます。この本(シリーズ3冊とも読みました)の内容は2013〜2016年くらいの情報です。
今度一時帰国したら行ってみたいな〜〜と思うお店、今でも健在だといいのですが。
「やる気が上がる8つのスイッチ」ハイディ・グラント・ハルバーソン・著
マインドセット(証明マインド、成長マインド)、フォーカス(獲得、回避)、自信(ある、不安定)この3つの分野のそれぞれがどのマインドであるか、フォーカスであるか、自信があるかで8つのタイプに分けて、それぞれにあてはまるタイプの人はどのようにすると良いか、などが書かれています。
人はそれぞれ違い、また一人の人でも8つのパターンの一つだけに固定されるわけでもないそう。
特に証明マインドは他人と比べ、他人からの承認を必要とする、などよろしくないと書かれている部分が多いなあ、と感じました。
個人的にはこの本は内容は悪くないのですが、タイトルから想像したものとはちょっと違うな〜〜と。
「マンガ ユング深層心理学入門」石田おさむ・著
この本は私が勝手に一人で行っているイベント(!)「積ん読になっていた本を片っ端から読む」で読んだ本です。1997年出版のようですね。
私がどうしてこの本を買ったのか(古本として購入しています)覚えていないのですが、ユングという人の名前だけは知っているものの、それ以上のことを知らなかったからマンガで読めるなら読もう、と思ったのでしょう。
タイトルに「心理学入門」とありますが、内容はどちらかというとユングという人の伝記です。
心理学について知りたかったのに、内容がユングという人について、以前読みかけてやめたなあ、と思い出しました。
「3日で運がよくなる『そうじ力』」舛田光洋・著
2006年の出版。私自身はまだシンプルライフだとか断捨離だとか、お片付けだとかにあまり興味を持っていなかった頃に手に入れた本です。
今読むととてもスラスラ、サクサク読めてわかりやすく、掃除をしよう!という気にさせてくれる本ですね。「運がよくなる」とあるので、風水のような、どちらかというと非科学的、非現実的なことが書かれているのかと思いましたが、(そういう部分もありますが)予想に反して現実的な内容である部分が多く、実行しやすいです。
科学的に書かれている、というわけではありませんが、例えば、不安があるほどクローゼットが満杯になる、など。
自分の気にいった内容の箇所はまた読み返したい、と感じた良い本です。
「ケルンだよりー外交官の手記」小塩節・著
まだドイツが東西に分かれている頃にケルンの日本文化会館の館長を務められた小塩節氏のその当時のエッセイです。
1985年から3年館長を務められているので、本の内容も1985~1987年(1988年も入っているかも?)のドイツの様子です。
私が初めてドイツの地を踏んだのは1988年だったので(旅行者として)
「そういえば、あの頃のドイツってこんな感じだったなあ」と懐かしいものがありました。
私がドイツ語に出会った時に小塩節氏のことをテレビで知り、クラシック音楽が好きな方ということで、その当時から大変尊敬していて、1985年以前に書かれた本は、まだ日本にいる時にかなり読みました。が、この1985年以降に出版された小塩先生の本はあまり読んでいなかったのです。
いつだったか正確な時はわすれてしまいましたが、(おそらく2000年頃)ドイツで小塩節先生の講演会に行き、聞くことができ、テレビや書物で知ったその優しそうな、でも芯のある人柄そのままだなあ、と感激したのが良い思い出です。
実は10年位本棚で眠っていて、「読まないから捨てようかな?」と思いつつ手に取った本が意外と良い内容だったり読みやすかったりしてちょっと感動しています。
「積ん読になっている本を読み倒すプロジェクト」続行します!
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