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大学生の住むところがない!

ニュースより
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いよいよ来週から ここドイツはNRW(ノルドライン・ヴェストファーレン州)の学校(小学校〜高校)は2週間の秋休みです!  この秋休み、お天気はよくなりそうだし、時期が良いから お出かけする家族が多いようです。

私の生徒(shirousagiの本業はぴあののせんせい)に 毎度ながら「休暇にはなにするの?」と尋ねると 今回は

「ユーロディズニーに行くの!」(パリの、ね) とか、「ハンガリーに行くんだ!」とか 意外な(これまであまり聞かなかった)答えが!

 

小学校から高校とはお休みの時期が違う大学生、大学は今週「冬学期」が始まりました。 今週は 受講する講義への登録などで 大学には学生が溢れかえっているらしいです。 そのうち、授業についていけない学生が 大学を辞めて行き、大学も少々広くなる・・そうですが。

ところで・・

大学ともなると 多くの学生が親元を離れて 大学のある街に住む事になります。 私の生徒もこの夏に3人がアビトゥア(大学入学資格試験)をとりましたが、 入学した大学は3人とも自宅から通学できる距離ではないので アパートや学生寮を借りて住んでいます。

学生寮やアパート、下宿が 大学の授業が始まる前に見つかった学生は良いですが・・

今年も全ドイツで多くのの学生が いまだに住むところがなくて困っているとか。ミュンヘンだけでも1万人以上の学生がいまだ住むところを探している最中だとか。 大学は始まったのに・・(そのニュースの一つはこちら

そういえば・・

私が学生時代に住んだフライブルクも 大学街で 毎回ゼメスターの始まりには 住むところのない学生があふれていました。 フライブルクに引っ越したばかりだと言う学生と知り合った時、彼女は 住むところがなくてユースホステルに泊まっていたっけ。

(ある大学の学生寮)

別の友人は その時にすでにその街に1年住んでいましたが、それまで住んでいた下宿先を変わらなくてはならなくなり、 新しい住む場所が見つかるかと とても心配しながら せっせと「アパート探し」をしていたのを思い出します。 知り合いから紹介してもらって なんとか大学の講義が始まる直前に引っ越しができたそうですが。

 

幸い下宿探しやアパート探しには困った事がないshirousagiです。 運が良かった〜〜でも本当に周りにも住む場所がなくて 遠距離通学、なんてのをやっている学生もいます。 自宅からでも通えるだけでもラッキーですよね。

10月8日現在で住む場所を探している学生は(上記のニュースによると)

ミュンヘン: 11.235 人
シュトゥットガルト: 4000
ハノーファー: 2250
ポツダム: 2200
ダルムシュタット:  2000人以上
ケルン: 2000
ゲッティンゲン: 1894
ハンブルク: 1672
ギーセン: 1500
カッセル: 900
アウグスブルク: 700
キール: 600 (シュレスヴィヒ・ホルシュタイン州全てで1300人)

 

だそう。

あまりにも学生の住居が不足しているので ゲッティンゲンの学生相互扶助会(Studentenwerk)は大学の近くのホテルを借りて、学生に一晩5ユーロで貸し、下宿探しの助けにしてもらっているところもあるそうですよ。

早く落ち着いて学業に勤しめるようになるといいけれど。。。

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