【読書】ベートーヴェンの交響曲が聞きたくなる本

ベートーヴェン 読書

今年、2020年はあの大作曲家・ベートーヴェンの生誕250年にあたります。

そこで今日は、ベートーヴェンの曲に興味のある人に、ベートーヴェンの交響曲の魅力がかかれた本を紹介!

「ベートーヴェンの交響曲」金聖響、玉木正之・著

指揮者の金聖響(キム・セイキョウ)と音楽評論家の玉木正之の対談の形で書かれた本です。

ベートーヴェンの9つの交響曲について、1曲づつ、その曲の魅力を語ってくれているのですが、これがとてもわかりやすく書かれています。

よくある「名曲解説」だと、音楽の専門用語がわからないと理解できない、という物が多い気がしますが、この本は専門的な話もあるけれど、誰でも理解できる様に書かれています。

なんといっても、この本を読んでいると、「4番のシンフォニー、聴いてみたい!」などと、曲を聴いてみたい!と思わせてくれます。

特に、ベートーヴェンの交響曲の中ではあまり有名でない8番をじっくり聴いてみようか、と思わせてくれたのはこの本でした。なんでもベートーヴェンが一番気に入っていた曲であろう、とのこと。

有名な3番「英雄」や5番「運命」6番「田園」や日本で爆発的に有名になった7番のように、なにか新しいこと(その当時に書かれた交響曲として)をしていない、保守的に書かれた8番だけれど、それがベートーヴェンのお気に入りだったとか。

なんとなく、わかるような・・やはり家が一番!冒険せずに暖かい雰囲気で落ち着ける場所、みたいな交響曲なのでしょうか?(これは私の個人的考えですが)

ちなみに、5番の交響曲、「運命」という副題はこちらドイツでは使われません。とは言え、たまにSchicksalssinfonie(Schicksal=運命、Sinfonie=交響曲)という題名を見かけます。こういった名前の方が聴衆が増えそうな気がしますね。

8番のシンフォニーにも副題がついていたら、もっと有名になっていたかも・・・

ボンのベートーヴェン・ハウス

ところで、私はこの本の著者である指揮者の金聖響氏が指揮のベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」をコンサートで聴いたことがあります。

このコンサート、実は他の指揮者が振る予定だったのが、急遽(誰が振る予定で、なんの理由で変更になったのか忘れてしまいましたが)指揮者変更になり、金氏が振ったのです。

現代的で、しかもセンスよく、魅力的な演奏でした。(4楽章で弦楽器が四重奏(4本だけ、それぞれソロ)をしたのが忘れられない!)

ベートーヴェンの交響曲について大変よく研究されているんだろうな、と思わせてくれました。

ボン・路上のベートーヴェン

今年はベートーヴェン生誕250年。もう次のチャンスはない(これほどキリの良い年は少なくとも私の生きている間は来ないと思う・・せいぜい260年?)と、折角のベートーヴェン・イヤー。

たっぷりとベートーヴェンの音楽につかるとしようかな?(現在、私のピアノの生徒が練習している曲の中でダントツに人気なのがベートーヴェンですが・・・「エリーゼのために」「月光ソナタ」「悲愴ソナタ」が大人気)

オーケストラに興味がある方だと、この「ベートーヴェンの交響曲」、読んで楽しく、色々新しい発見もあるかと思います。折角のベートーヴェン・イヤーに是非!

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