暑い日が続いたドイツに住むshirousagiです。
いや〜〜本当に暑かった。この記事が公開される2020年8月12日はドイツでももっとも人口の多いと言われるノルトライン=ヴェストファーレン州の学校の新学年の始まりなのですが、こんなに暑いとマスクして学校に行く子供たちが気の毒ですね・・・
さて、暑い夏に飲みたい飲み物といえばビール!という人も多いかと思います。
そしてビールといえばドイツ!
ですが、ドイツではビールの消費量は減少しています。
今年初めにこんな記事を書きました。
ここでドイツのビール消費量のデータがあったので紹介!
ドイツ国内での一人当たりのビール消費量・1950年から2019年(単位・リットル)
Mehr Statistiken finden Sie bei Statista
2018年には一人当たり102リットル消費されていたビール、去年2019年はついに 100リットルを切ってしまいました。(99.7リットル)
ビールを飲む人、飲む量が減少した理由は前回も書きましたが、
- ビールは太る!など健康によくないから(お腹が出るのが嫌!)
- 高齢化(年をとるとお酒に弱くなったり、持病でお酒が飲めなくなったりしますね)
- ビール以外のアルコール飲料が増えた(ノンアルコールだけでも色々な種類のビールが!)
それに、車を運転する人がアルコールを控えるようになった、というのも原因の一つかもしれません。
ところで、ドイツ人と言えばビール、と言われますが、実際にドイツ人がよく飲む飲み物はというと
ドイツ人が購入・消費する飲み物ランキング・2019年
2019年にどんな飲み物を購入、飲んでいるかというと
- ミネラルウォーター=86.4%
- ジュース(果汁、ネクターなど)=52.5%
- (カフェインの入った)コーヒー=45.8%
- コーラ=40%
- ビール(PilsとExport)=38.4%
- ティー=28.9%
- 赤ワイン=28.4%
- 白ワイン=25.4%
- ゼクト(シャンパン)=22.4%
- ファンタ、レモネード、スプライトなど=21.1%
- ヴァイツェンビア、ヴァイスビア=15.3%
データ元はこちら
ビールと言っても様々な種類があり、このデータではWeizenbier(ヴァイツェンビア)とWeißbier(ヴァイスビア)を分けています。
とは言え、ビールは堂々の5位!
世界で一番よく飲まれている、と言われるお茶、ティーはドイツでは6位と低いですね。やはりコーヒーの国、です。コーヒーは3位!
私の経験でも仕事上などでいただく飲み物は圧倒的に
ミネラルウォーター か コーヒー
です。
これ以外の飲み物が出てきた事がほとんどない!
ドイツ人の友人や知り合いの家に日中に訪問すると大抵、コーヒー、それからミネラルウォーターをいただきます。
たまに風邪で咳が出ていると、「ハーブティーにしましょうか?」とお茶を出していただくことがありますが、それがちょっとかび臭かった事も。きっと滅多にお茶を飲まない家庭だったのでしょうね。
と言っても、ドイツにも様々な種類のお茶が売られています!
話をビールに戻しますが、
ビールの消費量は減少傾向ですが、ビール醸造所はどんどん増えているのですって。
多くの小さな醸造所がクラフトビールを作っているそうですよ。
人間同様、ビールも個人で個性の時代、かしら?
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